野田財務相辞任と、S&P米国債再格下げ。

天皇の金塊資金が動いている?
1)米国債、再び格下げも=財政協議不調なら―S&P
  時事通信 8月9日(火)0時34分配信
 【ニューヨーク時事】米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のマネジングディレクター、ジョン・チェンバース氏は8日の電話会見で、今秋始動する超党派の特別委員会で赤字削減をめぐる協議が不調に終わった場合、米国債のさらなる格下げもあり得ると警告した。
 特別委員会は、債務上限引き上げと同時に決まった合計2兆4000億ドルの赤字削減のうち、1兆5000億ドル分の内訳を詰める。議会への報告書の提出期限の11月下旬に再び格下げへの警戒感が高まる恐れもある。
そして、
2)野田大臣 代表選立候補の意向
 8月8日 22時3分    NHKニュース
野田財務大臣は「震災からの復興と財政規律の維持の両立という難しい課題に、先頭に立って取り組みたい」として、菅総理大臣の後継を選ぶ民主党の代表選挙に立候補する意向を固め、近く、みずからの政権公約を明らかにすることになりました。
菅総理大臣の後継を選ぶ民主党の代表選挙では、野田財務大臣について、政権幹部や、みずからに近い議員グループの中から推す動きが出ていますが、野田氏は「今は菅内閣の一員として、財務大臣としての職責を全うしたい」と述べるにとどめています。しかし、野田氏は「震災からの復興と財政規律の維持の両立という難しい課題に、先頭に立って取り組みたい」として、次の代表選挙に立候補する意向を固め、近く、みずからの政権公約を明らかにすることになりました。野田氏は、衆議院千葉4区選出の当選5回で、54歳。松下政経塾出身で千葉県議会議員を経て平成5年の衆議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選し、これまでに民主党の国会対策委員長などを歴任して、政権交代後は財務副大臣を経て去年6月から財務大臣を務めています。次の民主党の代表選挙を巡っては、馬淵前国土交通大臣が立候補する意向を固めているほか、小沢元環境大臣が立候補に意欲を示し政策提言を発表しています。
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菅直人総理も、立場上は、鳩山内閣時代は財務大臣。
財務大臣(以前の大蔵大臣)のみが、天皇の金塊資金の運用規則の内実を知ることができます。
(これは、すべて、口伝で伝えられます。しかも、国家の財務指標には出てこない。
 頭の構造が粗雑で、表面の取り繕いばかりの人間には、とてもつかえない。)
かつては、沖縄返還をした佐藤栄作のとき、田中角栄が大蔵大臣。
(角さんは、総理になってこの資金を使って、問題をおこしてしまった)
この野田氏は、父親が元自衛官。真面目な努力家。
今、朝鮮半島にも、やっと、統一への機運。(アメリカが邪魔できない)。
しかし、無事に野田氏へと、政権移譲が行われるか、まだまだ心配。
小沢一郎を退け、菅直人を総理にしたのは、アメリカでした。
とことんスッカラカンの菅に総理をさせていたほうが、日本中の国論とやる気がまとまらず、
相対的に、宗主国であるアメリカの地位を強めることになります。
野田氏が総理になるのなら、ほんの少しは、『灯りらしきもの』がみえてきますが、
すんなり行くのかどうか?
それにしても、
 日本の夏のクライマックスが、始まった。
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PS:昨日の私の記載について
 『三つのコスモス』が分からない、とメールがきました。
 (過去に何回も書いていますが)。
 これは、新井ワールドの基本中の基本ですので、再度書きましょう。
 人間個人が主体となって、自分の世界を創るとき、もっとも重要な要素です。
 意識(THNK)と体感(FEEL)で、認識する「宇宙」をいいます。 これに3つある。
 宇宙・大自然  自分を取り囲むもの   大宇宙     マクロ・コスモス   
 自分に与えられ、人間としての肉体    小宇宙     ミコロ・コスモス
 自分の心の内側。 全く違う意識空間   精神宇宙    マインド・コスモス
 このうち、もっとも移ろいやすい(壊れやすい)のが、   マインド・コスモス。
 きっちりと、ゆるぎない宇宙の法則で動いているのが、   マクロ・コスモス。      
 この三つが、一つのヒビキで、感応しあうこと。
 これが、人間が、もっとも幸福を感じる瞬間。
 これを、現実の三次元空間に創るために、人間は、この世に存在している。
 
 ここから出てくるのは、
 
 「誰からも愛される、自分自身の世界を(現実に)創れ」 ということ。
  自分の世界を創る、その主体は、あくまでも自分の内側の 心 であること。
  その「心」は、何を捉え、何を目的にしていればいいのか?
 本来、これが インナークリエイティブ(内発的創造性)と呼ばれ、キリスト精神です。
 イエスが自分の内側に持ち、外側にも発していた、根源神とつながる感覚と意識のことです。
 
しかし、これを、言葉を使って適当に神の世界を考え出して、自分が偉大だとして聖者ぶり、
  他者の純粋な、現実創造に向う心を、押さえ込んできたのが、これまでの為政者。
  
 「依らしむべし、知らしむべからず」
 「民を愚かに、たもて」
  で、有名な言葉。
 「我こそは、全知全能の神(「三位一体」のイエス・キリスト)の代理人である。
   私の言葉こそ、神のことば。 太陽よりも、尊いものだ」
  これは、バチカンのローマ法王。
 これが、日本にあっては(正確には、大宝律令以来の権威を掘り返した官僚は)、
 「我こそは、アマテラス=天皇の代理人である。
  私たちの言葉(できあがった制度)は、神そのもの。現実のイノチよりも、尊いのだ」
さらに、おまけ:
  そのローマ法王がかぶっていた冠が、「魚の頭」の形。
  それを馬鹿にした言葉があります。
   「鰯の頭も、信心から」   ・・・ これに気づいて、笑ってしまった。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。