立秋。二十四節気どおり、北信濃には秋風が吹き出した。

日差しはまだ強く、気温が高く暑いものの、午後3時過ぎには、気持ちのいい風が吹出した。

今日は、二十四節気の立秋でした。 暦どおり, 北信濃には、さわやかな秋風が吹出しました。

今朝は両親をつれて、農産物の直売所にいったのですが、今月からは、いつもより30分早い、8時30分の始まりで、私達が到着した時には、 野菜の運び込みがニ巡目になっていました。 30分早まった理由は、会員農家からの農産物の出荷の量が、今月から急に増えるからとのことでした。

まだリンゴこそありませんが、なんでもありました。私は、携帯電話で妻に入用のものを聞いて、 桃、トマト、小玉スイカ、枝豆、キュウリ、玉ねぎ、モロコシを購入しました。

これらが、いくらで、どこくらいの量があるのか、ここでは教えません。 皆さん、来てのお楽しみですよ。

そのあと、午前中は、我が家が持つアパートを見て、その管理を任せている共立不動産にいきました。その事務所は飯山駅のすぐ近くにあります。飯山は長野から北陸方面にいく新幹線が止まる駅です。

その事務所で、北信濃地域の今後の可能性の話になりました。私は、先日も、東京に住むご夫人が、古民家を購入したいというので、この一帯を案内したばかりでした。 暑い夏なので、ここで、少し涼める話題をします。

私の故郷の中野市は、北信濃の中でも高社山の南に広がります。この高社山の北側にある飯山市や木島平村には冬になると大雪が降ります。都会の方は、この豪雪地帯の雪景色には、きっと驚かされるでしょう。積雪が、3メートル以上になるのです。

そして、今日、初めて、雪かき、雪かたづけ、雪下ろし、 よりも、もっと凄い、雪にまつわる言葉を知りました。

それは、飯山以北の人たちのみの生活から生まれた言葉です。  なんと、 雪掘り です。

二階の屋根から雪を雪下ろした時に、すぐに、その雪を再度、掘り出して、別のところに移しておかないと、

家へ出入り口や、二度目の雪を下ろすところがなくなってしまう厳しい現実がある というのです。

屋根に雪が1m積もると、必ず、雪下ろしが必要です。 これをしないと家が潰れます。 豪雪地帯の人は、これを一年に3回。 そして、それに伴って、雪掘りも 3回 しているとのこと。

私の住む中野市は、積雪はあっても、最大70cmくらいで、私は、屋根からの雪下ろしをしたことがありませんでした。 それが、飯山では、雪下ろし どころか、 雪掘り というのですから。 

そんな豪雪地帯で、 もし、家に不在のときに、豪雪が来た場合は、どうなるか?

心配しないでください。雪下ろしや、雪掘りの出来ない人のために、 みな、きちんと連絡を取り合い、一定の手間賃や管理費をとって、この雪に対する作業を請け負う仕組みが出来ています。

豪雪地帯は、冬が厳しいだけに、 本当に、よく助け合います。そして、どこも美しい田舎の景色が広がります。

みなさんも、スキーや温泉を楽しむだけでなく、是非、一度、住民として住まわれることをお勧めします。

なにより、本当に美味しい、お米や果物、野菜が出来るのです。

今、国会は、消費税と、内閣不信任、そして、解散総選挙 にむけて、駆け引きがつづいています。

今の民主党は、政権を取るためのみに野合して、政権をつかみ、そして、今は、完全な守旧勢力になりました。

すでに小沢派は分離していますが、今のボロボロ状態でも、政権の維持だけを、野田、仙谷、枝野、前原らは最優先に考えるでしょう。

国民の人気取りのために、公務員の退職金15%削減をようやく発表しましたが、自民党との違いを明確化するために、もしかしたら、野田ドジョウは、原発に関し、時限を切って、止める約束をするかもしれません。

彼らは、少しでも政権を延命できるのなら、なんでもする。 そして、その後で、約束した時限を反故にする、なんて、平気でしかねない人間達です。

「秋」という字は、 「とき」 とも読むわけですが、 この秋は、 どんな政治ドラマがあるのか?

私は,解散総選挙は来年になる、それも、衆参同時になる、とみていますが、どうなるか?

もうそろそろ、オリンピック男子サッカーの準決勝が始まります。  今日はここまで。

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。