里山復活か、国への依存か、カネへの執着か?

1) 昨日、長野に帰りました。
  18日深夜に郷里を発って、19日からは、妻の実家のある広島を拠点にしていました。
  ちょうど、春休みなので家族サービスもかねていました。
  出雲日御碕にもいってきました。ついでも、ゲゲゲの女房の境港にも。
  ただ、ちょっとした失敗。 インターネットのモバイル通信ができなかったので、
  メールその他の確認、そしてブログの書き込みは、広島のインターネットカフェから
  行っていました。
  29日の書き込みのあとは、ヌナト(瓊音)の執筆で時間がなく、さらに、31日からは
  移動の準備で、ブログを書けなくなりました。
  その中、4月1日は、大阪の枚岡神社に行き、さらに、急遽、八尾で勉強会になりました。
  枚岡神社は河内一宮で祭神が、アメノコヤネ。中東宮司は、本当に素敵な方です。
  ここからは、真西に、大阪湾が一望できます。すぐとなりに、石切神社と、額田。 
  7世紀までの地形を考えますと、ここが、瀬戸内海に入った多くの渡来人にとって、
  日本列島でのもっとも重要な上陸地だったことが分かります。
  枚岡神社の地籍は、出雲井といいます。669年の鎌足の死後、息子の不比等は、
  苦悩の連続でした。壬申の戦いで勝利した天武(淵蓋蘇文)は、唐の高宗李治と対立
  を深めていきますが、その中、密かに、ウノササラ(後の持統)と則天武后との間に、
  密使を出し、収拾策を考え出したのも、きっとこの地であったに違いありません。
  さらに、不比等は、ヘブライ第一接触からの史実を確認して、古代出雲を尊重して、
  ここに、各部族を融合させる拠点を作ったのでしょう。
  4月1日は、私にとって、新しい「始まり」を感じる、一日でした。
  
2) それよりも、今回の事故は、明らかなメルトダウンを、隠し続けている人災です。
  3月7日から、地震が起きる11日まで、日米政府間で、どんな動きがあったのか、これは、
  気になります。 10日の、石原都知事の、出馬辞退の撤回がありました。
  その前の9日に、カート・キャンベルが来日。この人物は、キッシンジャーの直弟子で、
  後継者とも言われる人です。
  大量の水をかけられた福島の原発は、空気中にある放射性物質をどんどん地表に落とし、
  とそれは大地や河川、そして、地下水を汚染します。
  もっとも濃いものが、原発付近の海に流れ出るのは、当然です。
  すぐにも、大量の竹炭、ヤシガラ活性炭をばら撒くしかありません。
  
  内部に溜まって汚染水をどこかに移したところで、まだまだ放射線が出続けています。
  
  とにかくこれをとめる。
  どうするか?  
  放射能の前では、ロボットは機能しなくなります。
  
  最後は、やはり、人力となるらしい。
  一体どうやって解決するのか?
 
  ちょっと、所用があるので、一旦、終わりにします。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。