できるのなら、このまま沈静化すべし。復興需要に関心か?しかし、電力不足が避けられない。

 福島の現場に近い方から連絡がありました。
現場は、それなりに沈静化していると。
 ただ万が一の爆発の可能性は、依然として残っていると。
これは、原子炉の温度となってすぐに表れます。
今は、もう、現場の人たちの努力を信じましょう。
一方、永田町では、関心がすっかり復興需要に移っているといいます。
これは、140兆円とも目される資金の分配のことです。
本当に、こころから安全と、人間生活の復興を考えているのが誰なのか、
みんなで見極めましょう。
しかし、今回の原発事故で、今年の夏の電力不足は、決定済みなので、
これで、首都圏の人間の意識は、大いに変わります。
福島産の農作物や魚介類が、市場で通常通り取りひきされることもないでしょう。
それよりも、東京東部の飲料水供給源である金町浄水場で、規準を超える汚染です。
首都圏そのものが、危険ゾーンに入ってしまいました。
自分の安全、生存を、自分で確保するという意識は、今年からは、
行動に結びついていきます。
小規模分散、自律自立型。
電力に関しては、 
  産業用  公共用  民生用 に分けて考える必要があります。
 独占企業形態を早急に変える法律が必要です。
地域主権は、ここから始めるべきです。
さて、今週末は、西に向います。
26日(土)
 10時半に、新山口  世話役 末光 090-8361-6559
 16:00に、 博多井尻のカフェココロンです。
27日(日) 熊本の南関です。
  実践編を話しあいましょう。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。