低投票率の中、河村(もと民主党)=大村(もと自民党)ラインの圧勝。
それぞれ、次席候補に対し、トリプルスコアでした。
このふたりは、共に、テレビタックルの常連でした。
メディアの露出度と話題性は、十分でした。
今回はっきりしたこと。
① 「政党」のくくりとは違う次元で、「選挙」が動いている。
② 公務員と議員の 給与や待遇は、国民=有権者が決めるもの、
と 普通の日本人が意思表示したこと。
「税金の使い道は、税金を払う人がきめる」 … これ当たり前なのですが、
これまで、
門閥と公務員試験で選ばれた一部の人間が、
自分達のために、優先して税金を使うことを決めていたことに、
それは、おかしい、と ようやく、日本人がきちんと認識し出した、ということ。
「主権者」であることの自覚が、ここまで到達。
でも、大半の有権者が、まだまだメディアに振り回されるので、この国は、グラグラです。
とにかく、完全な情報公開法をつくること。
そして、適正な給与・待遇の規準をつくるための運用ルールをつくること。
これがないと、国家運営費の基礎数値が見えてこない。
名古屋の選挙(知事選・市長選)をみて・・・。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。