何が「お国のため」?「国家の私物化」を終わりにしよう。

今、小沢一郎問題が、騒がれていますが、背景に何があるのでしょう。
オルタナティブ通信というブログに、以下があります。

参考までに、転載します。
私の意見は、 変わりません。
「国家は、私たち国民が統治するもの」です。
以下、転載します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オルタナティブ通信  2010年01月18日
暴力団のトップに居座り、暴力団から金を巻き上げる犯罪組織=警察・検察トップ=検事総長が、
小沢一郎摘発をデッチアゲタ
 1986年、日本の代表的な軍事産業であり原子力発電所のメーカーである三菱重工が、
1000億円もの多額のCB=転換社債を発行した。
 この莫大な金額のCBは、バブル景気に乗り完売するが、CBは株価と連動して価格が上昇する。
この1000億円のCBは発売されて2週間で額面100円が206円に上昇し、2倍の価格になった。
 三菱重工は自衛隊・防衛省(当時は防衛庁)への戦車等の兵器販売、原子力発電の推進で、
自社に「優遇措置」を取ってくれた自民党政治家達に、このCBを発売前に100億円分、販売して
いた。自民党は100億円が2週間で、206億円になる、「大儲け」を手に入れた。
 自民党の三菱重工への「優遇措置」とは、他の企業の兵器を購入せず三菱重工の兵器を購入し、
また値引きを要求せず、三菱側の「言い値」で防衛省が兵器を購入した事を指す。
 また、原子力発電所建設については、原子力発電の技術的に危険な面に「うるさい事を言わず」、
その建設費への補助金等も三菱側の「言い値」で自民党政府が支払いを行った、と言う事である。
 つまり国民の税金を「湯水のようにムダ使いした」という事である。
 自民党は三菱重工の系列である三菱銀行から100億円借り入れ、CBを購入し、2週間後、206
億円で市場で売却し、106億円もの利益を得た。
 これは事実上のワイロであり、こうした「不正な資金が自民党の活動資金となってきた」。
 この106億円の内、最も多額なワイロを受け取っていた政治家が、日本に原子力発電を初めて
導入した中曽根康弘であった。日本に原子力発電を導入し、日本国民を放射能汚染の危険性に
直面させながら、三菱重工に原子力発電所の建設工事を「与えた」見返りに、中曽根は三菱重工
から、ワイロを受け取っていた。
 東京地検は、このワイロ問題を摘発しようと捜査に乗り出したが、その捜査を警察組織の最高権
力者である最高検察庁検事総長の河上和雄が「捜査の停止命令」を出し、自民党政治家達のワイ
ロ受け取りを「見逃した」。
 「自民党の各派閥のリーダー全員が、このワイロを受け取っており、事件として立件すると自民党
の政治家の大御所・全員を逮捕する事になり、自民党が潰れる」という理由であった。
 検事総長の河上和雄は捜査官達を、 「お前達は自民党をツブシ、野党に政権を、渡す気か?」と
怒鳴り付け、捜査は打ち切られた。
 犯罪者の摘発は「どうでもいい」、自民党以外の野党には「絶対に政権を渡さない」、これが、
日本の検察=東京地検の「至上命令=仕事」である事が明確に出ている。
 どの政党を政権与党にするかは、国民が選挙で決める事であり、「たかが」警察の最高権力者で
しかない検事総長「ごときに」国の政治の方向を決定する権利・資格等、一切無い。
警察こそが国を動かし、国民が、何を考え、どのように選挙で投票するかを警察が左右して良い、
という傲慢と、民主主義の基本さえ理解していない、日本の検察・東京地検の無知から来る支配
欲・権力欲が、ここに露骨に出ている。
 現在の、小沢一郎の政治資金疑惑で、「自民党以外の野党であった民主党が政権に就いたため、
民主党政権を打倒する目的で」、検察が、民主党・小沢一郎の元秘書等を「逮捕して見せ」、民主
党のイメージダウン=次期選挙での敗北を「画策している」、その悪質な情報操作、国政への介入
・恫喝は、「余りに露骨で、低劣」である。
 「お前達は自民党をツブシ、野党に政権を、渡す気か?」と怒鳴り付け、「犯罪者を見逃した」のが、
検察の最高権力者=検事総長=河上和雄であった事実、「国政を自分達の思うがままに左右する
事が、検察の最高レベルの仕事、至上命令」と検事総長が考えている事実を、日本国民は、明確に
記憶に留めなくてはならない。
 この河上和雄が、現在、日本テレビの解説員として、また日本テレビの顧問弁護士として、TVに
出演し、小沢一郎の摘発に関し、東京地検の捜査が正しい等々と解説を加えている事が、今回の
「事件の本質を良く物語っている」。 犯罪者を見逃す事を生業としてきた元・検事総長=インチキ
警察の代表=河上和雄は、 「自民党をツブシ、野党に政権を、渡したままにしておけるか」と正直
に話すべきであろう。
 パチンコ業界を警察が支配下に置き、その利益の「ウワマエを警察官僚が自分の懐に入れる」ため
の組織=社団法人遊技産業健全化推進機構を「作ってくれた自民党への恩返し」が、 小沢一郎・
摘発の「真意」であるとも正直に語るべきであろう。 自民党のワイロ犯罪を見逃す返礼として、社団
法人遊技産業健全化推進機構の代表理事に座り、 「利権の甘い汁を吸い続けているのが」、この
元検事総長・河上和雄である。 この元・検事総長自身が、パチンコ業界と自民党から受け取って
いる「裏金」こそ、明るみに出し摘発しなければならない「日本国家の、ガン細胞」である。
*・・・こうした「自己保身、利権アサリ」しか頭に無い警察組織のトップこそが、「売国奴」としてCIA
の対日宣伝工作部隊である日本TVの「専属社員・雇われ弁護士=犬」になる。 日本の警察・検察
の最高権力者=検事総長は日本を「売国」する、外国支配者の「犬」である。
 日本TVとCIAの「一体化」については、以下を参照。
「CIA組織であるプロ野球 読売巨人軍」
 http://alternativereport1.seesaa.net/article/49623883.html
「日曜の、TVのスポーツ番組中継は、米軍の軍事行動」
 http://alternativereport1.seesaa.net/article/127839161.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 転載終わり。
PS: 三菱重工に関係して、 長崎新幹線 について。
 長崎県の地元自治体、新幹線が通過する佐賀県民の大半が反対したが、
昨年の選挙前に、既に着工していたから、と、前原大臣は、建設を決定。
 博多から長崎までの所要時間を、たった27分短縮するために、2800億円。
この資金があれば、どれだけ多くの地域の活性化事業に生かせるか。
 新幹線建設の撤回にもっとも熱心だったのは、佐賀県の民主党議員でしたが、
 このとき、工事継続の最後の決めては、長崎県の民主党の国会議員による、
新幹線建設支持表明でした。 この人物は、三菱重工 の 労組出身 でした。
 民主党の限界は、 ここにあります。
 官公労に支援を受ける民主党は、公務員改革を、本当にできるのか、 
 ここにも、限界があるでしょう。
 しかし、今の民主党政権で、やっと、自民党時代の闇が表に出だしたのです。
 私は、その闇に蓋をしたり、闇の時代に戻ることは、 ご免こうむりたい。
 それでは、日本は、もっと大きな停滞と絶望を生むことになります。
 小沢一郎本人については、 夏の選挙の前には、完全引退してもらいたい。
 鳩山とともに、自民党時代の政治家は、もう要らないでしょう。
 せっかくの国会審議の時間を、「政治とカネ」で、無駄に費やすことが、
 どれほど日本国にとっての損失になることか。

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。