日教組は何のために存在する?文部省指導のままに「ガン教育」とは。

こんにちは。

親しくしている高校の先生から、文部省の指導で、全国の学校で「ガン教育」がはじまったと、聞きました。

なぜ、政府指導で「ガン教育」なのか、は一切、ふれず、ただ、「ガンが増えてくる」という形の予告教育です。

「311」の地震の真相やその背景はかなり複雑で政治的であり、これが、なかなか、教育の現場で正確に話せないのは、十分に理解できますが、「ガン」が増える理由ははっきりしています。放射能です。しかし、これには絶対に触れず、ただ、ガンについて、「正しい知識」を教えるというのです。権力側の「気休め、ゴマカシ、責任放棄」の教育であり、このことに、「おかしい」と考える教員はいないのでしょうか?

 ガンは戦後の日本社会で増えだしました。これは、原爆、原発、食品汚染、電磁波、ストレスと複合要因ですが、ここ3年間に関して言えば間違いなく、「311」以後の福島原発の放射能被曝が主要要因です。

「311」の地震を引き起こした原因に、何か強烈な外部刺激があったのは事実ですが、それを指摘した場合、誰が、何の目的で、その刺激をしたのか? の議論に入らざるをえません。それを、国家の公教育の場面で、生徒たちに向って話すのは大きな困難があります。

しかし、あの地震によって引き起こされた福島原発の爆発、さらに、放射能の放出、住民の被曝については、きちんと検証できるものです。

そして、被曝被害についても、チェルノブイリの経験から、何をしなければいけないか、これは、国家が指導する教育の現場でも、最優先に話されるべきものでした。

それが、「直ちに問題はない」と、当時の枝野官房長官が表明したあと、「食べて応援」と「瓦礫処理」が、国策となっていったのです。 このとき、日本中の教職員たちは、どんな態度だったのでしょうか?

あれから、まる3年半。 いま、文部省が進めているのが、「ガン教育」です。 「これから、ガンになるひとが増えますが、怖がらないでください」というものです。

「ガンになる人が増える」というのなら、なぜ、これからガンが増えるのか、その理由や背景をきちんと教え、さらに、ガンにならないように指導するのが、本来の教育です。

普段から生徒に向かい合っている教員の側が、ガンが増える背景を、政府に問いただすことはしないのでしょうか? 今の政府の姿勢は、人間の生命を尊重するという点で明らかな間違いであり、これが、文部省からの指導要領であるのなら、日本全国の教職員たちが、一斉に間違っている、と声をあげ、行動にでるべきでしょう。

 そうしたことも考えず、何も行動もしない。言われるままに「ガン教育」をするのが、今の教員です。

 これは、生徒たちの命、とその尊厳を護っている姿ではありません。文部省と権威と、自分の待遇(給与)を護っているだけです。

 教員とは、一体何なのか?  「国家の『御用』に役立つ人間」を育てるのが教育だ、としたとき、「国家」が間違っていた時に、さて、教育の現場は、何を指導すべきなのか? そのまえに、教員として、さらに人間として、自分自身がどうあるべきなのか? ここをきちんと考えていないのです。 

 そんな状況では、本当に、低レベルの思考力しか、涵養できません。 一言で言えば、教員自身が、「毎日、子供だましのなかに、身も心も浸っている」 のです。

 ことは、イノチの問題。これは、日本の未来でもあります。

時々の「お上」に、何も考えずに追従するのが教育というのなら、ロボットをつくるだけの教育になります。この人たちの今の判断力に、未来を託していれば、日本人とその社会は、物心ともにさらに壊れていきます。

 安倍総理の所信表明が、なんと空しく響くことか。 責任をとらない、とれない、 「国家利権エリート」というダメ人間たちが、犠牲者を増やしていく。

もうそろそろ、そうした人間にも、裁きの時代が、やってくると信じます。 

しかし、それでも、彼ら(文部省のいいなり教員)は、私のような人間に対しては、

「非科学的情報とか、事実であっても極端に誇張された方法による情報発信」  と指摘するのでしょう。

ガン教育に関する意見のとりまとめhttp://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001oeht-att/2r9852000001oelk.pdf  には、以下があります。

>国民が非科学的な情報に惑わされないように、科学的知識の底上げを図るため、国立がん研究センターまたはがん関連の学会が中心となって事務局を組織し、がん関連の氾濫する情報を収集し、科学性を検討して情報発信する。
> ビジネスの事業主体や、時にはがん治療の専門家による非科学的な情報発信や、事実であっても極端で誇張された方法による情報発信に対して、国立がん研究センターやがん関連の学会が協同して警告する仕組みを作る。

 私は、病気に羅患せず、ガンも発生しない空間と、そこでの生活ルーティンをつくる方向に注力します。

 科学的知識の底上げ、大いに結構。   すべては、 論 より 証拠。 まずは仲間を広げること。 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。