「北の丸公園の91,790Bq/kgを筆頭に、皇居周辺数カ所での数万Bq/kgの高濃度汚染堆積物の存在」は、今年3月すでにIOCに通告済みだ。byきむらとも

きむらとも さん のツイッターは、とても重要で、共感するものばかりです。

https://twitter.com/kimuratomo

9月3日

『「汚染水 東京全く影響ない」五輪招致委理事長 IOC委員へ手紙』竹田理事長には申し訳ないが、「北の丸公園の91,790Bq/kgを筆頭に、皇居周辺数カ所での数万Bq/kgの高濃度汚染堆積物の存在」は、今年3月すでにIOCに通告済みだ。

 9月4日

『福島原発事故への質問相次ぐ…東京招致委が初会見』「東京と福島は250キロ、非常に、離れたところにあります。危険性は全くない」ー「非常に」に特に力を込めた竹田氏。彼は「福島は危険」と認め、「東京は無関係」と五輪のために福島を切り捨てた。

 9月5日

『「東京開催、安全は確保」=菅官房長官』「世界中のアスリートを日本ならではのおもてなしの心で迎えたい」ー東京という「虚構の応接間」で「おもてなし」。そこから見えぬ、「年間20mSvの座敷牢」に妊婦子どもを閉じ込めて。まるで悪魔の館だ。

20時間

「五輪招致が決まれば、原発事故収束や安全対策に政府が一層本腰を入れるはず」という楽観論を述べている向きもあるが、甘すぎる。開催となれば、ボイコット国を出さぬため、今以上に「安全」が喧伝され、一方被曝被害者の存在は隠される。招致推進者らの「東京は無関係」なる言動からして、疑いない。

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(私のコメント)

 「政府が・・・」といっても、 2020年まで、安倍も猪瀬も、総理や都知事でいるわけではない。

 なにより、その「政府」が、この国では、所管の責任者たちと司法までもが一体になって 隠蔽と先送り、そして、組織の利益のために、全ての情報を歪めて来た。そして、今、その「政府」に、世界中が、「おまえ、もう無理。自分の間違いが気づかず、資格なし」といっているのです。

 この国の「政府」=統治機構の仕組み、あり方をかえないと、 日本人だけでなく、 世界の人類が不幸になる。これには、日本人の精神問題、理性問題がでてきます。これを、植田信さんは、解明しました。

アメリカの戦争屋や、中国の高級幹部が、国家権力を使って確信犯で個人利益を追求しますが、その所在を、全ての国民が認識しています。その点、 この日本列島にあるのは、蚊柱のように形成された国家権力です。天皇という権威にあつまって、血を吸いたがる蚊。蚊柱の構成員は、誰もが自分の責任を自覚せず、「空気」に流され、「お上」を妄信し「長いものに巻かれたがる」国民ばかりを育て上げる。

 一旦、制度が動き出すと、それによって配られる「個人の報酬」のみを考える、はしたない未熟な理性の人間ばかりになってしまう。将来、どんな問題が起きるか、思考停止のまま、利権化した日常を生きてしまう。

 しかし、放射能は、そんな日常を、根底から粉砕しているのだ。 安倍も猪瀬も、竹田も、これが分からない。

 どんなに綺麗好きで、几帳面でも、この理性のままでは、「制度」や「組織」の奴隷になる。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。