中国の環境汚染源は、広東省だけでも60万箇所以上。

 日本の明治維新からの150年を、30年で追いかけた中国。
 眼に見える環境汚染以上に、精神の汚染が、もっと進んでいる。それが一億人の精神障害。
以下、2件、 サーチナから。
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1) <調査>環境汚染源が60万か所以上!広東省が全国ワースト1に― 中国
  2010 年6月4日、広東省汚染源調査チームは記者会見を行い、 同省内に全国最多の
 60万2000か所の汚染源が存在することを明らかにした。5日付で新快報が伝えた。
 記事によると、同省で4万5000人を超える調査員と調査指導員からなる大規模な調査が、
 工業汚染源、農業汚染源、生活汚染源、汚染物質処理場などを対象に、3年にわたって
 行われた。その結果、同省には60万2000か所の汚染源が存在することが明らかになった。
 中国の総汚染源数が592万 6000か所だとされることから、広東省だけで全国の10%を
 占めることになる。
 また、同省内で最も汚染源の多い地域は珠江デルタの各都市で、工場の多い佛山市、深セン市、
 東莞市、広州市、中山市が上位5位を占めた。
 さらに、珠江デルタで排出される自動車の排気ガス量は、省全体の総排出量の半分以上を
 占めることも分かった。
 同省環境保護局の関係者によると、最大の生活汚染源は人口過多による CO2排出量の
 増大だという。生活者1人当たりの毎日の化学的酸素要求量(COD)を90グラムと仮定し、
 (約1億人の)省人口でかけると排出量は驚愕の数値となる。
 飲食業全体で排出される油煙も空気汚染や水質汚染の元凶になっているという。
 ソース:レコードチャイナ 2010-06-07 10:13:59 配信
 http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=42724
2) シックハウスで 220万人の青年が死亡。
 5月17日、中国青少年衛生健康指導センターの調査によると、中国では毎年220万人もの
 青少年が建物の建築資材に使用された有害物質に起因する呼吸器疾患よって死亡している
ことが明らかとなった。中国新聞網が伝えた。
 調査によると、建築資材の有害物質に起因する呼吸器疾患によって死亡する220万人のうち、
 100万人は5歳以下の幼児だった。中国で建築資材に使用されている主な有害物質として
 ホルムアルデヒドやベンゼンなどの4種が挙げられている。
 ホルムアルデヒドは建材から空気中に放出され、長期間の接触によって慢性的な呼吸器疾患や
 知力低下、咽頭がんのほか、白血病、新生児の染色体異常なども引き起こすとされ、大人より
 も子どもへの影響が大きいとされている。 
 日本では、シックハウス症候群を引き起こす物質として建築資材に対する使用制限が設けられて
 いる。
 今回の衝撃的な調査結果を受け、中国疾病予防コントロールセンターはホルムアルデヒド空気
 清浄機を開発、「中国にあまねく存在するシックハウスの浄化に有効な手段を提供することに
 成功した」と自信を示した。 サーチナ 2010/05/17
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0517&f=national_0517_033.shtml
関連スレ
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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。