2023年10月7日とは、どんな日だったのか?人類と宇宙との関係では? 日本での「禊」は?

私と一緒に、敦賀から琵琶湖の最北部の塩津まで歩いた友人たちがいます。その中の一人から、メールがきましたので、最後尾に紹介します。

その前に、彼女たちと歩いたこのコースについて、ちょっと説明します。それは、日本海から大阪湾に出るときの最短コースで、逆に、三輪山のヤマト政権から日本海の「越」(敦賀、金沢、能登、富山、新潟」)、に行くときのもっとも西側のコースでした。

その時は、敦賀からはじめて、峠をこえて、琵琶湖の北端の塩津にまでです。

大阪湾から見ますと、「淀川~木津~宇治川~鹿跳~南郷~琵琶湖の大津~塩津」です。

このコースには、古代日本の形成の上で、重要な事件を二つ生んでいます。

いずれも、「禊」にかかわるものです。

まず、570年に、欽明天皇の時代です。駒からの使いが越に着いと聞くと、欽明が、その高麗の使いを迎えに、まず、飾り船を作って迎えに行かせたのがこのコースで、その飾船を送り出した時、欽明は、奈良の初瀬に、禊に行きました。その地は、「小夫天神」の地であり、いまでも、そこには、1500年生きて続けている大きな槻(けやき)の樹が茂っています。場所は、三輪山の東にあたります。

もうひとつは、奈良側から見て琵琶湖の手前にあります。天智によって近江の大津京が開かれる直前の667年で、鹿跳の地にある、佐久奈奴神社です。

中国の唐三代目の高宗時代、663年白村江の戦いの時、倭国の総大将であったのが、宝皇女の長男とされる中大兄皇子ですが、そのときはまだこの人物はときは即位していませんでした。それが、開戦されるや百済側に回ったのが中大兄、大津に都ができて、初めて

即位したのです。彼は多くの東国武将をこの戦争で、海の藻屑にしながら、倭国に亡命を希望する百済人を、倭国が建造した船に乗せて九州の大宰府に入り、百済人にとって安全な地を求めて瀬戸内海を東に進み、最後は、琵琶湖の南端に至ります。

その中、大陸からは、665年、唐の欣州司馬・朝散太夫の劉徳高が列島入りし、宇治で閲兵した後、翌年高宗が泰山封禅すると、そこに中大兄が、倭国酋長として参加します。その人物は、唐朝から何かの爵位を得たのか、琵琶湖の南の大津に都場の建設を始め、そのとき、列島で初めて、無紋銀銭が労賃として使われます。

翌667年、三輪山付近にいた中大兄(葛城皇子)が琵琶湖の大津に都ができたと聞いて、そこに入場するために額田王を連れていき、宇治川の見える高台(琵琶台)から、列島での歴史を振り返ります。その場で、額田王は、今後の自分、そして近江朝の運命を歌にして読みます。その地が、現在の下居(おりい)神社です。

「秋の野に み草刈り上げ 宿れりし 莵道(うじ)の都の 假庵(かりいお)し、 おもほゆ」

そのあと一行は宇治川を遡上していきます。琵琶湖に入る直前、河底が浅く、急流になっている場所が「鹿飛」の地で、その時、中大兄にむかって額田王は、「これから、倭国大王として朝政をするのであれば、その前に、あなたは禊が必要ではないですか」というと、彼女は、中大兄の妻として、禊の儀式をします。中大兄(葛城、天智)も、自分の半生を振り返り、そこで、何か許しを請うようにして、禊をします。それが、現在の佐久那奈神社です。

天智(中大兄)は翌年元旦に大津で即位し、その6月、蒲生の猟場で貴族を集め、即位祝賀の行事をますが、そこに、ひょっこり姿を現わしたのが、書紀では天智の弟とされている大海皇子でした。そこで、その姿を見た額田王によって詠まれた歌が、

  「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守りは見ずや 君が袖ふる」

このうたの意味は何だったのでしょう。この歌が詠まれたころ、大海人(天武)の息子の高市皇子は、信濃の高社山の南西の麓にある「笠原の牧」で、多くの馬の畜牧をしていました。これは戦闘用の馬でしょう。

その馬が、673年の壬申の乱で、高市皇子によって動員されたのはいうまでもありません。

で、以下が、昨日入電したメールです。転載します。

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新井さま
コラボした 人気のユーチューバーさん、話の引き出し方もうまいと思いました。新井さんの魅力を引き出してくれていました。
ところで、ハマスのイスラエル攻撃を占星術的に解説した動画をご覧ください。かなりちゃんとした占星術師の解説です。
「イスラエルに運命のときが来た。世界大戦に発展?」
占星術的な用語や見方はわかりにくいかもしれませんが、言わんとすることはザックリ受け取っていただけると思います。
 イスラエルの建国図と重なる!   第四次中東戦争とそっくりな図になっている!
 グランドクロスを形成している!
(ちょっと複雑なのは、このチャートはハマスの攻撃の時のトランジットとイスラエルの建国図とソーラーアーク図を重ねた三重円で見ているところです)
 ま、ザックリと動画の解説を見てください。 そして、ハマス攻撃の時にヨッドが3つできている😱と話してますよね。
ヨッドという複合アスペクトは「神の指先」とも言われ、「神に定められたかのような宿命を背負う」とか
「定められた道からは逃れられない」という意味を持つアスペクトです。そんなアスペクトが3つも💦
それだけでもハンパないんです😨
個人のアスペクトにある場合は「修行のように鍛えられざるを得ない」のを表すのですが、それが国家や戦争のタイミングに現れるということはもはや「受難」という言葉が私には浮かんできてしまいました。
 ユダヤ人にとっての受難?
 パレスチナ/ガザにとっての受難?
 人類にとっての受難?
「受難」が大好きなキリスト教徒ですから、身悶えて喜んでいそうです😓
この動画でも絶句しているように、こんなに完璧な天体のタイミングを導き出し、実行に移すというのは偶然とは言えないでしょう。
天体のタイミングを絶妙に計って決め打ちしてきてるのがよく分かります。
時事の話としては最近、
 「ハマスは我々イスラエルが資金を注いで作った」と2008、2009年頃に得意げに公の場で公言しているネタニヤフの動画が見れますが、
ハマスがあれほど絶妙な占星術的なタイミングを測れるはずもなく、背後の英米の秘教的なグループの(秘密結社とか)占星術師があのタイミングを見つけ出し、ハマスにやらせたのは間違いないと思いました。ハマスのトップは親イスラエル、親アメリカのカタールにいると言われていますよね。
つまり、第三次世界大戦を起こして世界中をグレートリセットするためのタイミングなんだと思いました。
そしてイスラエルは国家の命運をかけ徹底的にやる決意なのもわかります。
ホロスコープからもハルマゲドン的な絶句感😰を感じます。
彼らのその強い意図を解除する方法はないのでしょうかね?
アレクサが第三次世界大戦開戦と言ってるのが、   11/23 日 18:05分ですよね😅
第三次世界大戦はやだなー😰
。。。。。。。。。。。。。。。。以下は、参考まで
新井さま
たくさんの情報をありがとうございます。  ついに裁判に出るんですね👏
すでに欧米では裁判になっているので、
未だにワクチンを打たせ、世界一の感染者数、世界一の死者数の日本でこそ、逮捕者だしてほしいです。
ご存知だと思いますが、来年5月のWHO・IHRの改訂問題がありますね
WHOを脱退しないとヤバイです。せめて今のうちに裁判に訴えておかないと、ですね。
IHR改訂が決定事項だから、マイナンバーカードをゴリ押しするし、m RNA工場作っちゃうし、な日本政府なんだと思います。
今のパンデミック→mRNA工場設立の流れを見ていて、アベ時代の岡山の加計獣医学部が実は生物兵器研究所だったと新井さんが言ってらしたことを思い出していました。マジだったんだ!👀て感じ。
加計獣医学部事件の頃には生物兵器研究所や生物兵器工場を日本で作るなんて想像できませんでしたが、
mRNAワクチン工場=生物兵器工場なわけですからね。かなり前からヤル気だったアベ日本政府。
DNA問題は相当マズイらしく、必死にDNAが入っていることを否定するグループが活動してますよね。
酷い状況です😱

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。