誰もが皆、見たいものしか見なくなったとき、「最後の大勝負」の始まりです。牛(表の権力者)も鼠(裏の画策者)も、騙されているのに気づかずモノ言わなかった羊たちも。みんな革ばかりになって本性が丸見え。 

推背図54象

讖曰:

   磊磊落落 殘棋一局

   啄息苟安 雖笑亦哭

頌曰:

   不分牛鼠與牛羊 去毛存鞟尚稱強

   寰中自有真龍出 九曲黃河水不黃

今年は、人間個々人にとって、「最後の勝負」の時になりますね。
自分の世界(自律と自立)を、きちんと作り出せば(想像と創造)、
真の龍がでてきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下は、皆神塾からのご挨拶です。
《新春のお慶びを申し上げます》
2022年は変化の年:誰が主導する?!
2021年を振り返って一言で表現すれば、「リアルとファンタジー」、あるいは「格差と分断」です。
実は、ここしばらくの間、これらのことを意識してきているのですが、「格差と分断」などはますます状況が悪化してきていて、さらに深刻な状況となるのではないでしょうか?
「人は見たいものしか見ない」と言ったのはユリウス・カエサル(シーザー)だそうですが、現在の状況は、おのおのが自分の見たいものだけを見て、それが「リアル」なのか、「ファンタジー」なのかということを知ろうと心がけているようには思えません。 また、どちらかというと、「リアル」かどうかはもはや問題ではなく、自分の見たいものだけを見るようになってきているのではないでしょうか?
ちょうど、映画「マトリックス レザレクションズ」が上映されています。シンギュラリティー後の世界で、今回も、リアルとファンタジーの世界がかなりややこしくなってしまっています。赤の錠剤を自らの意思で選ぶことで覚醒し、マトリックス世界(ファンタジー)を破壊することになるのですが、どのようにしたら私たちはマトリックス世界にいることに気づくのでしょうか?
さて、「格差と分断」いうことで言えば、今年2022年の中間選挙、そして来年2024年の大統領選に向けて「新たな政治的潮流」が米国で生まれる可能性があります。先のヴァージニアやニュージャージーの州知事選で注目された「批判的人種理論:CRT」というものです。
これは社会の格差が「構造的問題」に起因するという考え方で、米国社会を作ってきたと考える白人層にしてみると、自らの責任を問われるものです。そのため「反・批判的人種理論」として、第2のティーパーティー運動に発展するのではないか、と言われています。 このCRTは、人種的な格差をなくしていくのに役立てようとするものですが、真逆の人種的な「格差と分断」をさらに深刻化させるために利用されようとしているのです。もし、トランプがこれに注目するようなことになれば、さらに「格差と分断」は深まるでしょう。
マトリックス世界(ファンタジー)から抜け出すには個々人の覚醒が必要なのですが、いったい何がきっかけとなるのでしょうか? 私たちにとっての赤い錠剤とは 一体何なのでしょうか?
株式会社 K2O 
TEL:03-6284-4312 FAX:03-6284-4313 携帯:090-5804-5078
E-Mail:akimasa-murofushi@jcom.home.ne.jp

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。