6月20日(土)の京都皆神塾テーマ:ホンモノの「立て替え、立て直し」はイノチが最優先

  掲題のように、6月20日(土)の京都皆神塾 のテーマ が決まりました。(7月ではありません。失礼)

 今回の会場は、 東山の石塀小路下にある、民宿さくら で行います。

   この場所は、 実は、金光教の八坂教会 でもあります。

  礼拝堂以外に、ホールが有り、ここを利用させていただくことになりました。

  金光教は 黒住教天理教と共に幕末三大新宗教の一つに数えられます。

 ”天地金乃神は、人間をはじめ、あらゆるものを生かし育む、大いなる天地のはたらきであり、私たち人間の親神(おやがみ)”  とします。

 その教えは、 「従来の金神思想では日柄方位の吉凶を重視し、厳密な日柄方位の遵守を求めたが、そういう凶事は人間の勝手気ままから生じる神への無礼が原因であり、神への願いにかなう生き方や行動を行いさえすれば、すべてが神に守られた中での生活が行えると説いた。そして、神と人とは「あいよかけよ」の関係であるとした(人が助かるには神に願い、神の助けが必要だが、神もまた人が助かって欲しいという願いを持ち、人を助けることで神としての働きが出来るので助かっているという関係)。

 信者が日々唱える言葉は「生神金光大神(いきがみこんこうだいじん)天地金乃神(てんちかねのかみ) 一心に願(ねがえ)おかげは和賀心(わがこころ)にあり、今月今日 でたのめい」 です。

 教えの中で、以下のところは、皆神塾の考えにとても近いものです。

神の子であるお互いが、神様の悲願を身に体して、助け合って生きること、そして、「人を助ける」働きをしていくことが、人間の真実の姿であり、これを「生神(いきがみ)」といいます。金光大神は、「生神ということは、ここに神が生まれることである」と語っております。つまり、生神とは、特別の人のことではなく、信心すればだれでも生神になることができるのであり、時、所を問わず、どんな事柄についても、それに当たる人の心の中、働きの上に神が生まれることなのです。」    『人はみな神の子-金光教概要-』から抜粋

個々人の信仰の教義はいいのですが、なんで、国家権力が絡むと、戦争屋や原発マフィアを産んでしまうのか、です。これは、国家という統治体に向かう姿勢に、わたしたち日本人に、根本的な大きな間違いが有るからです。それは、日本の近代の問題点です。

 

 時代の変革期には、必ず、新しい宗教的覚信が生まれます。 このなかに、大本 もありましたが、戦後は、その大本から、多くの新宗教が生まれました。 しかし、これらは、国家権力の強制に対する反発でした。 国家権力に対する恩寵期待、たかり、おんぶおばけ、は、人間としての精神的未熟さの現れです。

 明治維新で、強引な中央集権tで、あらゆる政策を進めるため、天皇を神する強引な国家神道が形成されました。 これは、ローマがキリスト教を国教化した時と同じような破壊運動を伴いました。 それが、「廃仏毀釈」で、多くの寺院が破壊されました。

 国家が、国民の信仰形態まで、塗り固めたのです。 イノチを見ずに、まず、国家権力を見させ、戦後はカネを見させるようにしたのです。

 長野善光寺も、明治維新期には、危うく神社になるところを、免れました。

有名な逸話があります。 伊勢の変化とも関連します。 ネットでの書き込みにも、以下があったので、ご覧ください。

当時、善光寺上人であらせられた伏見宮家御皇女・誓圓尼公さまも、善光寺を「善光神社」に改めると長野の暴民どもや町人上がりの国学者ふぜいが、還俗を迫って押し寄せる中、

 「愚か者! 宮から皇女の衣は奪えても、仏の心は奪えぬと心得よ!」と一喝、善光寺を守ったばかりか、長野にも吹き荒れた廃仏毀釈の嵐の中、打ち壊されようとする数多の仏を宗派を問わず大本願内に匿い、今日に伝えた。 

 その中には、同じ輪王寺末であるからと隣の大勧進に助けを求めて逃げ延びてきながら門を開けてもらえなかった、修験の聖地・戸隠山の三本尊も含まれている。」

 これは、以下の書き込みからの抜粋でですが、他にも重要な事実が多く指摘されています。 伊勢神宮関連でも。   http://ikura.2ch.sc/test/read.cgi/kyoto/1396964837/

 私達が、これから創りだすのは、  イノチと一体化する文明 です。

 これは、明治期に徹底弾圧された修験道の、 科学的な再興 でも あります。

 どうしたら、実現できるか? ここを踏まえて、今後起きるであろう、日本社会の変化を研究したいと思います。 

 PS。:  

  来年のサミットの会場が、伊勢・志摩に決まりました。  もう、明治期のお伽噺は、卒業です。地球を一つにする、祭事の場所になるべきですが、 福島が、このままで、それはないでしょう。

  

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