稲わらからバイオエタノールで、日本の田んぼをエネルギー基地に。松岡利勝の夢。

6年前、第一次、安倍内閣のときの農水大臣は、なんとか還元水の松岡利勝。このひとは、在任中、日本ダービーの翌日、自殺しました。

彼が進めていた政策が、減反奨励金をばら撒きながら荒れ果てるばかりだった農地を、エネルギー基地にする構想でした。当時、安倍首相はこれを農村再生の目玉にしようとしていましたが

 「農水は、エネルギーにでしゃばるな」、 

  と、経済産業省とエネルギー業界=原発マフィア につぶされました。

 それが、今、ようやく、時代が変わったようです。 

背景にあるのは、 隠蔽されてきたフリーエネルギー技術の登場でしょう。もう、世界的に見て、オイルメジャー(ロックフェラー)や原発の推進主体(ロスチャイルド)が、これまでのように、締め付けが出来なくなったのです。

 これも、シリウス効果 といっていいでしょう

 農水が、川崎重工と組んで、まじめに取り組んできた成果が、今、発表されました。 今後は、これに続く技術がどんどん出てきます。 一方、ソフトバンクが経産省と組んで進めたメガソーラーでは、太陽光パネルのポリシリコンに耐用年数があります。その点、稲わらは、毎年、生産され続けます。

 松岡構想では、バイオエタノール用の専門品種の稲まで選定していました。 これが普及すると、南アジア、アフリカ、南米では、安定的なエネルギー資源になります。 

以下は、産経新聞からです。

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川崎重工が稲わらからバイオエタノール製造 1リットル40円で   2013.5.30 15:41

 川崎重工業は30日、利用されていない非食用の稲わらから低コストでバイオエタノールを製造する技術を確立したと発表した。食用のサトウキビなどを使う技術が普及しているが、食糧不足が問題になる中、非食用の植物を使う技術への期待は大きい。今後、南米や東南アジアで売り込みを図り、サトウキビの絞りかすを原料にする技術の開発なども進める。

 農林水産省の公募事業で、2008年度から5年間、実証試験を行っていた。秋田県潟上市に日産200リットルの能力を持つプラントを建設。従来のように硫酸や酵素を使わず、熱水で稲わらの糖化処理を行う独自技術により、1リットルあたり40円でバイオエタノールが製造できるようになった。

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 PS: 自民党よ。安倍政権よ。 地方に隈なく、雇用を作り出したいなら、

 この稲わらバイオエタノール(農水)に加え、 

 国交省案件として、全国的に、地中熱ヒートポンプを普及させろ。 

 中小の工務店・土木事業者に、すぐに雇用を作り出せる。

 しかも、夏場の冷房費が、一気に要らなくなるぞ。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。