谷岡郁子「できたら知りたくなかった発見」と、坂本廣志「処理方法を知らないで原子力を使う馬鹿」

こんにちは。福島第一は、地球人が、世界中の全ての叡智を傾けても解決できるかどうか、というほどの文明史的な大問題なのに、日本国政府(国会、司法をふくめ)は、この2年間、これまでどおりの電力会社の一般の事故扱いで、東電に対処させています。

この会社の無責任体質は、すでに剥き出し。しかも、電力業界と経済産業省が、原発を無価値の不良資産(猛毒製造機)であることを認めるのを、拒否しているために、国家権力による緊急措置が進まない。

昨日おきた汚染水の漏洩について、「緑の風」の谷岡郁子参議院議員が、以下をツイッターで報告。

「本日のできたら知りたくなかった発見。福一の事故サイトの汚染水関係の施設には、厚さ1mmのポリエチレン製遮蔽シートやホースなど、ネズミがかじれば穴が開きそうなものが山とあります。で、そこに高濃度汚染水がタップリ。」

原子力のエネルギーだけに取り付かれ、放射能の扱い方をまったく確立できていない内に、自己利益のために、どんどん、原子力を使い出した人類。しかも、その中で、原発事故は「おきない・おきるはずはない」と自分で勝って決め付け、 おきたときの対処方法も、検討すらも、全くしていなかった日本国政府と日本の産業界。

 こんな未熟な精神こそ、「12歳の子供」。

 これまでの人類社会が作り上げた自然科学の知見まで全て無視して、住民を福島に帰還させ、一方、作業現場に国が直接監視する仕組みも作らず、東電が指定した下請け業者任せの付け焼刃でも、そこに何の危機感を感じてこない行政担当者や政治家たち。

 この事態に、50年以上前に10歳にして宇宙人と友達になった坂本廣志氏(体内被曝児)は、 こういいます。

「宇宙人が言っていたけど、だいたい、放射能の処理方法も分からない内に、これを使い出したのが間違いだ」

坂本さん本人は、これまでどおりですが、日本の人間社会の尺度にあっては、今、ようやく、

 「奇人 から 貴人に 大変身」  です。

http://blogs.yahoo.co.jp/ggcdk775

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。