二年前に書いた事を再掲します。

どれだけの教訓を学ぶか?ここから新文明が始まる。

 
 中央集権
 工業化
 都市化

 明治以来、すすんでいたのが、この3点です。

これが全て、立ち行かない。

 もう、今、日本で展開される復興支援は、 全く新しい文明のモデルを作ります。

 個と個が真実で繋がりあって、 新しい現実を創る。

 自然のリズムと一体に、花鳥風月を感じながら生きる。
 
 これまでに作り上げられた、ハード面の科学技術は、

  人間が、自然とそのリズムから離れる方向に生かされるのではなく、
  自然の中に、人間の暮らしを、快適に適応するために、生かされる。

 近代化の過程で、効率を上げ、自然と離れれば離れるほど、多くの金銭を得ることができ、
 その金銭で、他人が作った富=豊かさを買い取ることができたのが、これまでですが、

 これは、もう終わりました。

 今後は、まず、その人間が、この現実に、どんな豊かさ、真実の喜び を生んでいるのか、
 が確認され、そのときに、人間同士で、信頼しあった関係が築かれます。

 汗も、チエも、カネも、人脈も、経験も、ホンモノの信頼関係の上で生かされます。
 そこには、盲従すべき「お上」がいるわけではありません。

 この地球の生物の世界で、 動物や植物は、ウソをつきません。
 人間だけが、ウソをついてきました。 そして、オカネを求めました。
 
 しかし、人間だけが、文字での言語を持ち、自然界の仕組みを探求し、法則性を見出し、
 それを、自分の生きる、今の現実の再創造に生かすのです。

 現実の再創造。 

 これは、創造神の能力(仕事、役目)の一部です。

 それを、人間は担っているのです。

 「神は自分に似せて、人間を創った。」(旧約聖書)

  想像と創造。 
 

 人間は、一人ひとりが、次の瞬間の現実の創造者、主体者です。

  自律と自立。

 何を創るか? どう創るか?  誰と共に創るか?

 国家(統治体)も、どういう姿なら、もっとも、美しく快適なのか?

 世界は今、 おこってしまった大災害を前に、心が一つになろうとしています。

 まず、起きている全ての現実を見つめ、その上で、自分の役割を考えよう。

 未来に向けて、今、自分は、なぜここにいるのか?

 心には、70億人とともに、どうすれば、この地球に、美しい文明を築けるか、
 人任せにせず、まず、自分の足元から、自分が出合う人との関係性の中から始めよう。

 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生きて 生き抜いて、
 心の中に響く、信頼に溢れる喜びの世界を、この現実に、具体的に作り出していこう。

 たとえ、死んでも、その魂は、離れない。

 お化けに成ってでも、この地球の現実創造に、関わり続けよう。
 わたしは、たとえ、死んでも、涅槃(ニーエルバーナ)にも、天国(ヘブン)にも行かない。
 この地球の現実創造に、関わり続けます。

 一人じゃない、繋がっている。

 過去とも 未来とも。

 多くのイノチとも。

 全ての命を感じあって、徹底的に、今に、生きる。
 
 それが、6000年前に、日本で誕生した感性、ヌナト(瓊音)でした。
 私たちが手にしたITのハードは、真実も虚偽も、何でも、伝え合います。

 しかし、イノチを喜ばすものは、 真実のヒビキのみ。
 そして、ホンモノの美しい未来を創るのも、 この真実のヒビキのみ。        3011年3月18日

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PS:  今、TPP が、交渉参加に、最後に段階になりました。 

資本主義とグローバリズムの行き着く姿は、何をもたらすか?

私の中には、功罪・損得の視点よりも、 イノチと文化をどう守るか、こっちが重要です。 

 農業では、 自分が食べるものを、作っていただく、という考えに。

 医療では、 病気にならない生き方を。

 企業は、利益にならないことは何もしない。 企業の寄付やボランティアやメセナも、さらなる利益のため。

 企業社会でない、社会発展が必要です。もちろん、社会主義ではありません。

 主体は、個人であり、地縁です。 ネットの縁は、そこへの入り口。

 アベノミクスの先に広がる世界ですね。

 基本は、 《 きれい、きもちいい、おいしい 》で、持続可能な世界をつくること。

 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。