オバマの二期目。アメリカはエネルギー資源輸出国になり、戦争屋が消えていく。

ロイターの以下の記事は面白い。http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8BJ02020121220 

中東からの原油天然ガスの大口輸入国の日本が、どうなっていくのか? これまで、エネルギー供給体制では、アメリカを迂回して、日本の一部の人間たちが大いにリベートを受け取っていたが、これがなくなるのかどうか? アメリカの圧力を語って姿を見せず、それでいて自分たちのやり方に反発する人間を抹殺してきた日本国内のワル共が、今後、晒されていくのか? フリーエネルギーだというケシュの技術の信憑性と実用性、さらに、商業化との絡みはどうなるのか?

明治以来の既得権益層(田布施マフィアと官僚たちの互助会)の「危機」は、ここにあるのでしょう。でも、インチキはバレる。それに、よほどカネに卑しい人間以外、もう、誰も彼らを尊敬しないから。日本赤十字に世界中から集まった善意のカネの使途明細すら発表できない人たちなんだし。 私たちは、自分で自律・自立できれば十分だ。  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

米国はエネルギーの純輸出国に、中東との地政学的関係変化=大統領

[ワシントン 19日 ロイター] オバマ米大統領は、19日付タイム誌とのインタビューで、米国は原油および天然ガス生産の急増によりエネルギーの純輸出国となり、いずれ中東との地政学的関係が変化する可能性がある、との見方を示した。

 オバマ大統領は「米国は新たな技術や天然ガスおよび原油に関する政策により、エネルギーの純輸出国となるだろう。その結果、われわれは望ましい中東や世界のあり方について、もっと自由にモノを言えるようになる」と述べた。2期目のオバマ政権の最優先課題に関する質問には、エネルギーと気候変動問題を挙げた上で、「私の主な焦点は引き続き、経済、移民、気候変動、エネルギーの問題に当てられる」と語った。

 米国は2017年までにサウジアラビアを抜き、世界最大の産油国になるとみられている。また、米政府は早ければ2016年に天然ガスの純輸出国になると予想しており、自由貿易協定を結んでいる国以外への天然ガスの輸出を認めるかどうかが、2期目のオバマ政権にとってエネルギー政策の重要な課題となっている。 エネルギー省は現在、天然ガスの輸出拡大が国内のエネルギー価格に及ぼす影響について調査している。   タイム誌は2012年の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」にオバマ大統領を選んだ。

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PS: これまでの人類社会の政治の本質は、 《 希少資源 の 権威的分配 》。

 アメリカは、中東原油の枯渇を見越して、国内の原油や天然ガスの生産を抑えてきた。中東の原油がなくなったときに、自分たちだけが、原油を持っていれば、引き続いて、世界的に覇権を握り続けることが出来ると考えていた。 日本には、独自に、探査はさせても、掘らせなかった。 どこまでも、原油や天然ガスを、マーケット上で「希少」にさせておきたかったのだ。しかも、自分が国際政治上での「権威」になっていた。

 しかし、これが壊れます。 戦争屋が押さえ込まれれば、資源価格の価格操作は、もう限界になります。

宝の持ち腐れ(価格の大幅下落)の前に、日本や中国に長期契約で、売りたいのでしょう。でないと、ロシアやイランに客先を奪われてしまう。しかも、今後10年で、フリーエネルギー技術が確立し一般に普及すれば、ますます、このエネルギー資源の需要は減っていく。 

当然、国際政治が、完全に変わる。 今後、何が「希少」になるか? 何が「権威」になるか?

ここまで考えれば、日本の憲法を今、変える意味は、ますますない。 安倍晋三は、つくづく見えていない。

オバマの二期目は、アメリカ財界が大方針転換。 ケシュの技術はホンモノかもしれない。 

 

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。