昨日、長野市で、福島に関する講演会があったようです。私は、ヌナトレポートに忙しくいけませんでしたが。
海外では、「いまだに、福島に人間が暮らしていることが理解できない」というのが、科学者たちの意見ですが、日本政府、そして福島県では、この重度の被曝地域に、子供を呼び戻そうとしています。これは犯罪です。
その現状を、「福島原発告訴団」の武藤類子さん(福島県三春町)が訴えました。 中日新聞からです。
福島の現状を訴え 長野で脱原発市民集会 2012年10月29日
脱原発を訴える市民集会が二十八日、長野市の吉田公民館であった。東京電力福島第一原発事故の刑事責任が東電役員らにあるとする「福島原発告訴団」の武藤類子団長=福島県三春町=が講演し=写真、会場の約百二十人に福島の現状を伝えた。
武藤さんは、原発事故後に変貌した福島県の様子をスライドを使いながら紹介。
今年一月の帰村宣言で役場機能などが戻った川内村では、除染が終わった家の前でも毎時一・四マイクロシーベルトの放射線量が測定されたと明かし、「このような線量の場所に、子どもを連れて帰れるだろうか」と疑問を投げ掛けた。
また原発事故の刑事責任を問う活動にもふれ、「この事故で国中に放射性物質が降り注いだ。日本中の人が被害者」と述べ、活動への参加を呼び掛けた。
市民集会はチェルノブイリ原発事故を受け、一九八九年から県原水禁などの団体が毎年開き、今年で二十四回目。
(酒井博章)
財界よ、教育界よ、医療界よ、宗教界よ。 なにより、政治家たちよ。
ホンモノの人物なら、まず、ここだ。
TPPよりも、尖閣よりも、 子供のイノチ、そして、未来だろ。