明日、自民の総裁選。中秋は25日。半島の統一は加速。

今、日本のテレビを見るのが、あほらしさを越えて、悲しくなる。
  
自民党の総裁選。
 石破は、自民党に良心がまだあることを示そうとしているが、私の中では、自民党政治に見切りが着いています。
アメリカの特別行政自治区である日本。 これに本気で立ち向かう政党が、いつ生まれるか?
まだまだ、重く、永い。
物事は、実態(真相)がはっきりしないと、何も変えることができない。
半島は今、急速に統一状態に向かっています。
これは素直にお祝いしたい。
今日は、地元の会社社長と昼食を食べた。
この地域のことを話した。
夏、8月19日に行った、中山晋平と高野辰之の「音楽劇」
来年もやってくれ、との声が多いという。
土地に根差した「根」のある文化事業だから、参加した人の感動の声は、参加できなかったひとの心にも伝わり、
次は自分も味わいたい、となる。
この音楽劇は、大正時代を舞台にしたものだった。
私は、中国を羨ましく思うことがある。
それは、華人であるという、共通の「根」が、文字(漢字)の上で、きちんと残されているからだ。
司馬遷の「史記」。
しかし、日本では、文献上では、国の始まりが分らない。
明治政府は、BC660年の2月11日と強弁したが、これでは、孔子・老子以前に、日本列島に王権があることになる。
しかも、その前に、「ニギハヤヒ」がいたともいう。
考古学からの王権の実在をしめす物証は、その時代の年代には、なにもない。
ようやく、九州に、水稲稲作が広がりだしたにすぎない。
しかし、孔子さまが、列島に対し、憧れを持っていたのは確かだし、
徐福が、始皇帝の泰山封禅の直前に、列島に来ていることは、文献からも物証からも、地域伝承からも確認されている。
日本には、始皇帝を祀る行事を受け継ぐ、神社もある。例えば、赤穂坂越の、大避神社。
今回、奈良の榛原にいき、そこが、ニギハヤヒの勢力と、神武(実際は崇神)の戦いの場であったことを確認した。
古事記の中では、この戦いでは、「葛」で編んだ網で、(神武の)敵を捕らえた、としている。
これが、始皇帝時代のBC3世紀にしろ、あるいは、三国志のAD3世紀にしろ、そのころの大陸では、鉄の干戈・軍馬に加え、さらに火焔や爆薬を使う壮絶な戦いばかりだった。
もし、そんな大陸の大戦争の経験をもつ人間が、列島に入って王権を争っていた場合、どんな戦いになっていたのか?
天下の「統一」を願った、孔子。
その弟子が孟子で、天意が離れれば、天下は乱れ、次の天子を求めると言った。
それが、「易姓革命」の論理になった。
私が、見落としていたことがあった。
それは、孔子は、人間社会の秩序を求めるあまり、結果として、人間に対し、階層的な差別意識を齎してしまった。
それに対し、 人間は、誰も等しく平等だ。そのイノチの価値は、何ら変わらない、として、貧しくても、弱者でも、
ひとしれず、救うことを本懐とした集団があった。 
 墨子 墨家。彼らは、孟子の前に現れ、その流れは、密かに民衆の中に伝わり、多くの「幇(パン)」を生み出した。
後漢の光武帝 劉秀。
金印を下賜した皇帝は、最後まで、理想の皇帝は、どうあるべきかに悩み、なかなか泰山封禅をしなかった。
当然、「史記」もよみ、さらに、「淮南子」も読んでいただろう。
後漢、最後の皇帝が献帝 劉協。
この人物は、曹操の死後、その息子の曹丕によって、退位を強制され、魏の貴族に格落ちした。
この情勢に、劉備玄徳を立てて、四川(蜀)に基盤を創らせ、中原での漢の復興を目指したのが、諸葛亮孔明。
孔明は「蜀の桟道」を造り、兵士を長安の西、五丈原に送り、魏との最後の決戦に臨んでいたが、234年、陣中で没した。
孔明と向き合っていた司馬仲達が、遼東の公孫淵を制圧に行くのは、その後だった。
そして238年6月、司馬仲達の軍が公孫淵を取り込んだとき、列島からは、卑弥呼が使者の難升米を、帯方郡に送った。
難升米はそのまま太守の使いに同行され、魏の京、現在の洛陽にまで連れられた。
翻って、2018年9月の地球、それも日本列島。
今日は、秋晴れの一日だった。そして、今、月が美しい。
今年の中秋は、25日(病魔で苦しんでいたとき、なぜか20日と勘違いしてしまった)。
「日本」の始まりは、いつなのか?
列島の民を、一つの大きな家に治める、との強い意志は、いつどこから、うまれたのか?
列島には、縄文の精神性が残っており、これは、本来殺戮とは、真反対のものだ。
ただ、一つだけ言えることがある。 これは、今の中国でもいえることだ。いや、人類世界の真理だろう。
天意とは、「民の声」だということ。 民の信を得れない人間は、その生命力も消えていくということ。
表面を飾り、どんなに美言を呈しても、そこからは、新しい時代の息吹は生まれない、ということ。
「根を作れ。根をはれ。 天からの智慧の雫と、大地の根からの息吹。」 この声が、ずっと響いています。

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この記事を書いた人

新井信介

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。