昨日、NY市場で300ドル下げて、今日は東京市場でも300円近く下げました。
アメリカ経済への信頼がまた失われ、それで、円高になって、東京市場も下げる。
一時、1万円まで届いた株価も、これで、下向きですね。
ところで、イタリアのTB問題。
やはり、ニセモノとの判定です。
当然です。
二人は、無罪放免です。
しかし、それで終わりにはならないでしょう。
実際はホンモノなのに、ニセモノとして、処理されたら、
クリントン時代の米国債13兆円分が消えたことになります。
911以後、 TBの管理は厳格になっているはずです。
もしかしたら、昨日のNY市場の下げも、この影響かもしれません。
こうした、わけのわからない事態が、今後も続くでしょう。
私たちは、実生活に関わる市中銀行での預金や借り入れについては、
よく、わかるし、イメージももてるのですが、
これが年金や郵貯の運用、さらに、各国の国債や公社債、
中央銀行からの特殊資金になると、よくわかりません。
私の知識も、浅いものです。間違いも多いでしょう。
まして、人類社会には、黄金証書(ゴ-ルド・サーティフィケート)なる、
紙切れ一枚で何千億円に換わるものがあり、それが、1980年以降は、
スイス(主に、UBS)とアメリカ間では、いい加減に運用されていました。
さて、そこに、日本が関わっていたのかどうか?
資本主義のインチキは、どこまでも続くのでしょうか?
私は、関わりたくないですね。
富は、創造性で、生み出しましょう。
先週金曜(20日)に、あのTBにニセモノ判定。
いいね ♡ 0
この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。