「マイ田んぼ」はいいぞ。天皇の田植えに、皇后の繭。都市・田舎の連携で、隣組みやサークル毎に実施で、日本再生の基盤になる。

◎皇室が伝える、日本文化のことです。稲と繭。これ、自分たちでもどんどんやっちゃおう。
 
5月25日に、天皇が、皇居内の水田で田植え。そして28日は、皇后が紅葉山の御養蚕所で、繭の収穫。どちらも、来年、退位されるので、これが最後になります。
 
私たち株K2O でも、5月19日に、飯山の戸狩で、田植えをしました。
このときは、裸足になって、田んぼに入り、8名で横に並んで、田植えをしました。
 
これが、本当に気持ちよかった。心も体もスッキリしました。
まず、脚のむくみが完全に消えました。これは、私たちの身体が、しっかりと大地にアースされたからです。パソコンをいじってばかり身体には、生体電流にひどい偏りが出ていたのですが、この田植えの作業で、生体電流の歪み(停滞)が一気に取れたようです。
 
ちょうど、天地人にあって、身体に、上下から一つの周波数の電磁波が流れ、リセットできたようです。この場合、天は、理想(未来)であり、地は、現実(今)。それに対し、人とは、行為。心がその起点。
田植えの最中は、稲の成長と秋の収穫を祈りながら、きちんと根付くように、苗を植えていきます。 これを、仲間と一緒になってやることで、夫々の人間の心も、一つの周波数でそろっていきますから、親しみが増します。
 一段落を終わった後に眺める景色も、本当に気持ちがよかった。
 
皇居では、今上陛下自身が、お手植えの姿ですが、田んぼに裸足で入っていないのは、本当にもったいない。どれだけ、癒し効果、医療効果があることか。 まちがいなく、延命効果もあるはずなのに。 
 
できれば、来年からは、新しい陛下が、ご家族・職員・有志と全員で、少し大きめの田んぼに、全員で裸足になって入って、田植えをなされては、いかがでしょう。
そのときには、早苗の田植え歌も、自然と起きるかも。
 
 それをする、と事前に表明すれば、 歌会始の応募のように、日本全国、いや、世界中でも、それぞれの町内や隣組み、あるいは、いろいろな仲間内で、とにかく、「マイ田んぼ」をもって、夫々、そこで、田植えをすることを、楽しみあえるのではないでしょうか。
 
 農業指導は、農業の大ベテランに教えてもらう。機械でなく人力で、泥まみれですることで、イノチの繋がりがより深く、鮮やかに広がっていきます。
そうすることで、耕作放棄地も里山も、水性動植物も復活するし、しかも、自分にとっての、生存拠点の確保にもつながる。
 
 できれば、このとき、翡翠の勾玉を、持っていればさらにいい。
 
皇后さまは皇居の中で蚕を育て、繭をつくっていますが、自分で育てた「マイ繭」で、マイ・シルクのストールをもては、カッコいいですね。さらに、シルクを取り出した繭の繊維には美容や健康の効果もあるし。
 
とにかく、ごく普通の日常で、生活に直結する農業を、生きた文化事業として、自分の手で行っていく。そこには医療効果もあるし、バラバラになった人間関係に、イノチのつながりをもたらす力もある。
 
以下、参考まで
①ロイター から
天皇陛下は25日、皇居内の生物学研究所の隣にある水田で、毎年恒例の田植えをされた。田植えは、農業奨励のために昭和天皇が始め、陛下が引き継いだ行事。来年4月末に退位する陛下にとって、今年が最後となる。来年は新天皇となる皇太子さまが担う見通し。

 陛下は長靴を履いて水田に入り、腰を落とし、丁寧にもち米のマンゲツモチを植えた。皇居内で収穫した種もみを陛下自らがまいて育てた苗で、この日はうるち米のニホンマサリの株も植えた。後日も田植えを続け、9月下旬に刈り取る予定だ。

 収穫したコメは11月の「新嘗祭」など、皇室の神事に使われる。
【写真】皇居内の生物学研究所隣にある水田で田植えをされる天皇陛下=25日午後(宮内庁提供))

          「初繭掻」の作業をされる皇后さま=28日午前、皇居・紅葉山御養蚕所(宮内庁提供)

西日本新聞から  皇后さまは28日、皇居内の紅葉山御養蚕所で、飼育中の蚕の繭を今年初めて収穫する「初繭掻」の作業に取り組まれた。皇后さまは自ら編んだわらの網「蔟」から日本純産種の蚕「小石丸」の繭を収穫、周囲にいる職員に「きれいな繭になりましたね」と話した。その後、繭のけばを機械で取る作業をした。皇居での養蚕は、明治時代から歴代の皇后が受け継ぎ、皇后さまの作業は今年で最後となる。この日の皇后さまは名残惜しそうな様子で、御養蚕所を出る際も職員らに「いい繭が取れて、本当にありがとう」と声を掛けていた。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。