中国の食品がやっとまともになるか。一方、日本では放射線被害が終わらない。

こんにちは。
1) 中国社会が、すこしずつまともになりだしたようです。
   まだまだ、安心はできませんが。以下は、AFPニュースです。
 http://www.afpbb.com/article/economy/2818409/7603288?   utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
  < 中国、食品会社の一斉取り締まりで5000社近くを閉鎖 >
【8月5日 AFP】中国の食品安全委員会は3日、4月から行っていた食品会社の大規模な取り
 締まりで、違法な食品添加物を使用したり違法行為を行っていた4900社以上を閉鎖し、
 約2000人を逮捕したとの声明を発表した。
  一連の取り締まりは、食品汚染スキャンダルの相次ぐ発覚で地に堕ちた中国産食品への
 信頼回復を目指したもので、捜査対象となった食品会社は約600万社に上った。摘発された
 中には非合法の食品製造・保管施設もあり、全て警察によって破壊されたという。
 声明は、「法を侵した者は厳しく処罰される」と警告している。
 中国では2008年、タンパク質含有量を高く見せるために有害物質メラミンが混入された
 粉ミルクで乳児6人が死亡する事件が発生。政府は国民の怒りや不安を和らげるために翌年、
 食品安全法を成立させた。中国政府は違法な業者を徹底的に洗い出したと何度も宣言してきた
 が、今年に入って有害物質を含んだミルク、染料で染めたパン、バクテリアまみれのため暗闇
 の中で光っていたという豚肉などが次々と発覚していた。(c)AFP
2) カネでなく、イノチ。 ウソは排除し、正直に。
   こんなこと、2000年も前から、分かりきっていたことですが。
  『諸悪莫作 衆善奉行』
今、日本には、ニートを初め、就職難の人、さらに、生活保護者など、
まともに働いていない(働けない)人間が、一体、何人、いるのでしょう。
しかし、交通費と衣食住が確保され、さらに、一定の技能を覚える機会があれば、
どんどん、人助けや郷土の自然環境修復、文化復興に、身を投じたい人は、多いはずです。
これは、人間の尊厳の問題でもあるからです。
一昨日、練習中に倒れ急死したサッカーの元日本代表の松田選手の例がありますように、
まだ、若く健全だといっても、いつ、突然の死がその身に襲うか、わかりません。
さらに、今回の東日本大震災の津波のように、災害によって、一気に多くのイノチが
失われることもあり、いつ、自分がそうなるのかも、わかりません。
 まさに、『天道 是か非か』。
こうなると、自分の意志で、生きている今の瞬間を いかに、人間として、
自分らしく生きるか、それも輝いて生きるか、人間としての誇りをもって生きるか、
がすべてです。
 『自分の勲章は、自分で作って、自分で掛ける』
そうした誇り高き意志が、個人に生まれる仕組みを作るのが、本当の「政治」です。
私は、この原点から、国つくりを考えます。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。