1)台風6号 は 大量の雨を降らせました。
そこで、このサイトは、見ておいたほうがいいでしょう。
もう、警告の段階は過ぎましたが。
http://aioi.blog6.fc2.com/
今朝4 am に奄美大島で震度4の地震がありました。
台風が過ぎると、地震が起き易いのは、常識です。
2)人間と オカネ のこと。
生きること と、おカネを稼ぐこと が一致しだしたのは、
長い人間の歴史(例えば6000年の文明史)の中で、ほんの最近のことです。
現在の先進国にあって、日本は、このマネーについて、きわめて慎重だった国です。
中国で始皇帝時代に貨幣が統一されたとき、徐福は日本列島に来て、
このマネーを持ち込みましたが、全く定着しませんでした。
秦帝国崩壊後、特に、後漢時代には金銭万能の銅臭時代が進みます。
このとき、西日本では、大陸との交流も深まりますが、
それでも、日本国内で、貨幣は拒否されていました。
私たちのご先祖様たちが求めていたのは、暮らしぶりの実態での豊かさです。
個々の人間がマネーを追うことで、人間の生き方がイノチの実態と離れ、
巷に虚偽が溢れることを特に嫌っていました。
徐福時代から、900年以上も、貨幣を拒否し続けていたのが、日本です。
8世紀に和同開珎ができても、貨幣はなかなか流通しませんでした。
実態を美しく、豊かにする。これを第一にする。
この感性が、日本人の心です。
今、新しい実態を作り出すのに、本当に、まず最初に、第一義的にマネーがいるのかどうか、
マネーの本質と機能を見つめなおしながら、真剣に考えないといけません。
私たちは、マインド・コントロールを受けているだけかもしれません。
マネーはエネルギーです。
このエネルギーはあくまでも美しい実態を作るためのもの。
マネーを、美しい実態に変えるのも、人類の使命です。
大雨の後です。地盤が緩んでいます。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。