以下は、読売新聞から
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
<財政再建法案、米大統領が拒否権発動へ> 読売新聞 7月19日(火)12時4分配信
【ワシントン=岡田章裕】米ホワイトハウスは18日、野党共和党の主導で19日に下院で採決
される見通しとなっている財政再建法案について、オバマ大統領が拒否権を発動すると発表した。
同案が増税を回避し、経済成長のための公共投資を削減するため、財政再建と景気対策の
バランスが取れていないとの理由だ。大統領は15日の記者会見で、一両日中に打開策で合意
するよう与野党に求めたが、いまだ結論は出ず、オバマ政権と共和党の攻防は激しさを増している。
協議が行き詰まれば、8月2日には、米政府は米国債の利払いなどが出来なくなるデフォルト
(債務不履行)に陥る懸念がある。
カーニー大統領報道官は18日に記者会見し、「大統領と議会指導者は、デフォルトの回避で
合意している」と強調し、協議の進展に期待を示した。オバマ政権は7月22日を事実上の期限と
して合意を目指してきたとされるが、報道官は「22日は厳密な期限ではない」と述べ、週内の
実質合意は難しいとの見方も示唆した。 .最終更新:7月19日(火)12時4分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ps: 2001年の911の前も、アメリカのデフォルト危機が言われていた。
あのときは、30年物の国債の償還が迫っていた。911後、ロールオバーした。
今、BISは、日米欧の銀行に新たに、資本増強を求めています。
また、なにか、起こるのか?
関連情報:
<金融安定理事会>日本の3大銀は規制対象に 毎日新聞 7月20日(水)2時31分配信
主要国の金融監督当局で構成する金融安定理事会(FSB)が18日パリで開催した総会で、国際
金融市場に与える影響の大きい巨大金融機関に対する規制強化策について合意したのを受け、
日本の金融機関では三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FG、みずほFGの
3大金融グループが規制の対象となる見通しとなった。
自己資本比率を通常の国際業務を行う金融機関より1~2.5%上乗せを求められることになる。
世界的な金融危機の再発を防ぐため、主要国は昨年秋、普通株などで構成する「狭義の中核的
自己資本」の最低比率を、不況に備えた上積み分も含めて7%以上とすることを決定。各国は、
より影響力の大きい金融機関に対する上乗せ規制をどうするかを検討していた。
FSBは検討の結果、金融機関の重要度に応じ、自己資本比率を1~2.5%上乗せするよう求め
ることで一致。16年から段階的に導入し、19年から全面適用する見通し。最終的には今年11月、
仏・カンヌで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議で決定する。
FSBは19日にも、上乗せ規制の対象となる金融機関数や具体的な選定方法を発表。日本からは
3大金融グループのほか、野村ホールディングスも対象候補として名前が挙がっている。【谷川貴史】
アメリカ経済も大詰めですね。「デフォルト回避で一致」といいますが。
いいね ♡ 0
この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。