セシウムを消すには「フェロシアン化鉄」。別名、紺青(プルシアンブルー)

以下参考まで、
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<放射性物質>顔料使ってセシウム汚染水浄化 東工大が開発
毎日新聞 4月15日(金)10時35分配信
 医薬品などに使われる市販の顔料で、原子炉から発生する放射性物質のセシウムに汚染
された水を浄化する技術を、東京工業大原子炉工学研究所長の有冨正憲教授(原子力工学)
らのチームが開発した。東京電力福島第1原発の事故で発生している汚染水の処理のほか、
周辺の池や沼の浄化にも活用できるといい「一日も早い地域の生活、農業再建に役立てたい」
としている。
 チームは、青色顔料の一種「紺青」の主成分「フェロシアン化鉄」に、セシウムを吸着する働
きがある点に着目。汚染水にこの顔料を混ぜ、遠心力で分離した後、セシウムとともにフィルタ
ーでこし取るシステムを開発した。
 実験では、化学的な性質が同じで放射線を出さないヨウ素、セシウム、ストロンチウムを海水に
混ぜ、同原発の高濃度汚染水に相当する模擬汚染水(ヨウ素、セシウム各10ppm=1ppmは
100万分の1)を再現。模擬汚染水100ミリリットル当たり顔料1グラムを入れたところ、
処理後の水から検出されたセシウムの濃度は1万分の1以下となり、ほぼ100%除去できた。
 ヨウ素とストロンチウムは除去できないが、ヨウ素は半減期が8日と短いため問題は小さく、
ストロンチウムもセシウムに吸着する性質を使って除去率を上げることは可能だ。
 泥水の浄化などに使われる既存の可動式装置を使えば毎時最大300リットルを処理でき、
処理後の水は原子炉の冷却水に再利用する方法が考えられるという。
 有冨教授は「福島原発で発生している汚染水に適用が可能だ。土壌の浄化にも応用したい。
日本の科学の英知を合わせて復興に取り組むべきだ」と話す。【八田浩輔、須田桃子】
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ウキペディアから:
 「事故でセシウム137を摂取してしまった場合、紺青(プルシアンブルー)で治療される。
  これはセシウム137に結合し、体外への排出を促進する[1]。」

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。