今日は「プリムの日」。ヘブライの種まきの日。

 旧約聖書の「エステル記」に由来する、ユダヤ人にとって特別の日です。
 あたらしい「始まり」ならいいのですが。
 私は、11時30分に、遊子庵にきました。
 私達は、今、大いに学んでいます。
 今、菅は、パニックを恐れているようです。
 仙谷を呼び戻しても、なにができるのか?
 この人物は、責任逃れと情報隠蔽の専門家ではないのか。
 今、進んでいるのは、隠しようもない、「悲劇の現実」だ。
 今後、どれだけの人間が被曝しつづけ、多くの病気が出てくるのか、
 まるでイメージができない。
 とにかく、放射能線の発生源を完全に抑えること。押さえ込むこと。
 そのために、自分の面子も捨て、過去の間違いも認め、全てをさらけ出してでも、
 まず、国民の生命をまもること。これが、当たり前の人間だ。
 それなのに、もう、すぐそこに米軍が控えていても、協力要請もしない。
 私が、自衛隊の責任者なら、すぐに、行動にでます。
 今の民主党の菅政権は、完全に、世界の迷惑。
  
 こうしている間も、どんどん、放射線が発生しつづけ、
 現地の隊員・住民のみならず、首都圏の人間の生命を損傷しています。
 これは、程度の差はあれ、日本列島にいる人間全員に、
 さらに、チリとともに風に流され、太平洋上全体を汚染し続けています。
 
 「最悪を想定し、最善に備える」のが、 本来の指導者です。
 しかし、今回は、
 「最悪が起きているにもかかわらず、 最善に見せかける」に、
 
 自分の全政治生命をかけている人間が、 現在の日本の国家指導者なのです。
 これほどの悲劇はありません。
 また、「事態の深刻さ」を知りながら、話だけを真剣にしている、 
 自民党の石破以下、全国会議員。
 自衛隊員は、石破が、本気で動けば、 彼に同調する人間も多いのに、
 それがないので、いまは、しぶしぶ、菅の命令どおりに、そろりそろり動いている。
頭(利害や権威の刷り込み)でなく、 イノチの声を聞いている人間が何人いるか?
そして、それによって、何人、行動するか?
前頭葉でなく、間脳で、生きるときが来ている。
もう、まもなく、京都ジャパネクスクです。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。