涙目の厚顔無恥。臨時国会の総理大臣。

マスコミが作る世論、特に「国民の人気」なんて、ほんとうに薄っぺらなものです。
しかし、その薄っぺらの「人気」の中で、必死に食べているのが、テレビの芸人・漫才師です。
この人たちは、人気取りだけが仕事で、自分の言動が社会にどんな影響を与えるか、
どんな未来の種をまいているか、なんて、まったく考えていません。
ただただ、マスメディアでの露出と視聴者の印象に残ることが、目的なのです。
そこが、自分の生涯を通じて目標を持つ、芸術家や求道者との違いです。
そんなテレビ人間に媚を売り、さらに彼らの言説に動揺するのが、日本の国会議員。
菅直人。少しは期待しましたが、この人も、思考が浅かったのですね。
まあ、「一度は、総理をやってみたい」というその念願がかなったわけですが、
 
たった2ヶ月で、天国と地獄。
こうしている間にも、今、日本から、国富が、海外に流れ出ています。
 企業は海外に設備投資。
 日本の富裕層の余裕資金は、海外市場に、金融投資。
 さらに、大金持ちたちは、シンガポールなどに、国籍を変えている。
こうした状況に対し、
 国富を増やすには、方法は、ふたつ。
①日本国内で、あらたに、「富」を生み出す。
②海外の「富」を、国内に持ち込む(持ち込ませる)。
ここでの「富」とは、
前者は、今後は、文化的感動が主体。
後者は、海外の富裕層や、企業のマネー。
しかし、今の日本政府(行政府)の状況に、
日本で税金なんか払っていられるか、と考える人間が増えています。
こうした事態をどう打開するか?
刺し違えるほどの、ホンモノの覚悟がないと、この国の制度は変わらない。
すこしでも、依存があれば、すぐに、官僚や既得権益側(アメリカも含む)に、飲み込まれる。
「みんなの党」に、どこまで、それがあるのか、国民の関心が移りつつありますが、
ここで、一つ、絶対の真理を言いましょう。
「自分自身の思考が浅ければ、それより深い思考のものに、
 永遠に、支配され続ける。」
相手の非だけを、ののしっている人間には、思考の時間が生まれません。
急いで結果をもとめ、人気取りのための施策だけを、その場しのぎで追いかけるとき、
ことの本質は、すべて、忘却されています。
国家に対する、依存心があるうちは、これまでの国家の制度(無駄な行政)は、
変えられない。
国民に、覚醒を促すには、まず、自分自身が、どんな生き方をしているかが、すべて。
芸人と同じ次元に、すぐになりたがるものには、到底、それができない。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。