どれだけ放射能に苦しもうとも、まず経済=カネだという日本。どうする?

 こんにちは。14日の東京皆神塾のあと、今後、どのようなメッセージを出そうか、すこし悩んでいました。

今の政府は、原発推進で、しかも、福島や北関東の放射線量を、完全に無視して、多くの食品を流通させます。一応の規準として、100bp/kg はあるものの、これでも、大変な負荷です。99bqならば、大手を振って出荷されていくのです。 なるべく避けるのが、当たり前ですが、これが色々なところに紛れ込んでいるのです。子供たちや、若い女性は、放射能から遠ざけるべきです。 これには、もう、十分に警告がありますので、私としてはこれ以上はいいません。各自がそれぞれ、自分の健康に留意してください。フクイチの放射能放出は、全く止まっていないのです。

 東京オリピック関連での打ち合わせで、東京のビジネスホテルが大賑わい。一方、首都圏からの脱出に備える人間が、急速に増えだしているのが今の日本です。京都・岡山のマンションが売れています。

 アメリカの西海岸の海底生物がどんどん死滅している現状ですが、今、現在は、まだ、アメリカからはきちんとした損害賠償が出ていない(報道されないだけなのか)。日本経済〔株式指標〕を崩壊させたのでは、アメリカに流せる金もなくなってしまうのか、ここでも、カネが最優先しているのです。

 これから、福島県では、知事選挙が始まります。 ここでは、自民党が候補者を出せない中、 双葉町の元町長の井戸川氏が立候補です。どんな選挙結果になるのか。

 沖縄基地、北朝鮮、集団的自衛権、イジメ、年金、消費税10%などなど、

日本国家や民族の存亡に関わる大問題が、目白押しですが、メディアは、一斉に、朝日新聞の捏造問題を取り上げます。「朝日をつぶせ」が、今の国策でもあるかのようです。慰安婦問題は、吉田氏の記事がもとで、韓国が付け上がったのは確かであり、これは、日本国家にとって、外交上で大打撃になったのは事実で、やむおえません。しかし、戦前の日本の軍事行動が、正当化されるものでは、決してありません。

 「日本は間違っていなかった」なんていっていたら、まるで、進歩のないままになります。今の安倍政権が、どれだけ、世界と日本国民に対してウソをいってきたことか。自分のことを言われる前に、相手のことを、どんどん、くさす。くさしまくる。これが、政治なのか、とおもうと、自分には、とても、関われない、と感じています。

 そして、もうまもなく、来月上旬に特定秘密保護法の施行日が閣議決定になるのです。

 http://tanakaryusaku.jp/2014/09/00010039  の最後に、こうあります。

 「マスコミが軍部の検閲に委縮する。その一方で、売上げを伸ばすために権力の太鼓持ちとなる。一気に戦争に突き進んで行った昭和初期の歴史を繰り返してはならないという気概は、大新聞社にはなさそうだ。

 特定秘密保護法でフリーやインディペンデントメディアを封じてしまえば、権力のやりたい放題となる」

 あちこちで人が死んでいっても、その事実を無視する、今以上に、とんでもない日本社会になるのが予想されます。これに対し、何かの「ショック」で、今の国家運営に破綻が来るのかどうか?

BRICS銀行を作らせた勢力が、今は、日本国家の行政の形が、そのまま延命存続したほうがいいと考えていれば、これが継続します。 FRBの裏にいる戦争屋は、今は、NY市場の株高を求めています。

(この部分は、10月4日までは、このままで、それ以後、相等不安定になり、11月28日が過ぎれば、何か起きるはずです。特定秘密保護法は、それに合わせるかのようです)

 その上で。  では、どうすればいい。自分は何をするべきか?

私が今、考えているのは、日本文化の源流を、明確にすること と、

「そこにいって、その場所のルールで、無理なく、自然に暮らしているだけで、どんどん健康になってしまう、場=空間つくり」です。

 医療ツーリズムや、健康ツーリズムがあたらしい観光のあり方のようですが、

私は、心が通じ合う人間と、笑いながら、生きている毎日を楽しめる場を、作り出して行きたいと思います。

そして、今、地域つくりや地域の経済発展にも、大いに参考になるのでないか、と感じているのは、中国大陸の5世紀後半の、北魏時代に始まった、雲崗の石窟寺院の建設です。

いっそのこと、自分が暮らす郷里の自然景観を、そのまま芸術作品のように作り変えてしまう。 

 まずは、健康に。そして、経済効果を狙うのなら、世界遺産になるくらいのもの創りだそうと言う気概でしょう。 安倍政権がどうなろうと、これだけは、やるという。   

講演会に参加しませんか?

講演会(皆神塾)を毎月開催しております。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野についてお話します。
Youtubeやブログで新井を知ったという初めての方でも大歓迎です。最新の講演会については下記バナーよりお申し込みください。


ぬなとショップおすすめ商品

『瓊音倶楽部』『皆神塾』のご案内

何のために、私たちはこの世に存在するのか?
この問いは、6000年前に文明が始まった時から続いています。
瓊音倶楽部では、この問いに対して、人体(機能)と心(魂)からなる「人間」を見つめます。
人類は、文明を生み出しましたが、それによって生きている人間の喜びが、つぶされては意味がありません。
どんなに喜び、生きるのか?私たちは、皆さんと一緒になって考えていきます。(注)「瓊音」とは、全てのイノチのヒビキのことです。

『皆神塾』:文明アナリスト・新井信介を中心に、隔月で開催する勉強会です。時事問題から、歴史、経済、宗教等々様々な分野の問題を解き明かしていきます。

(注)『皆神塾』は隔月で開催しており、講演内容はDVDに収録して販売しております。
詳細については「瓊音ショップ」をご覧ください。

『瓊音倶楽部』:会員制(有料)で、毎月1回情報誌をお届けしています。
「皆神塾」や「ブログ」などでは、お伝えできないようなオフレコ情を含めて、「明確で強いメッセージ」を会員限定でお届けしています。

また、月次でレポートをお届けするだけではなく、様々な特典がございます。詳細については、以下の「瓊音倶楽部のご案内」(PDFファイル)をご覧ください。
》瓊音倶楽部のご案内(PDFファイル)

「皆神塾」「瓊音倶楽部」についてご興味のある方、ご不明な点がございましたら、下記問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
》お問い合わせ

この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。