白雪に、謹賀新年。

 あけまして、おめでとうございます。
 ここ中野は、積雪15センチ。
 これから初詣、
 そして、
 広島に向かいます。
 本欄の書き込みは、5日まで、なくなります。
 今年が、どういう年になるか?
 参考になるのは、 明治の始まりです。
 幕藩体制が「大政奉還」が、慶応3年10月14日(1867年11月9日)
 二ヵ月後の、慶応3年12月9日(1868年1月3日)に「王政復古」。
 そのあとに、 戊辰戦争がありました。
 明治政府は、<天皇親政>を決めても、
 維新の主役たちは、具体的に、この国を、どう作っていいか、
 まだ、設計図がない。
 
 伊藤や岩倉は、明治4年に、ヨーロッパに出かけました。
 帰国は、明治6年。
 つまり、幕藩体制が終わっても、明治は、最初の5年間は、
 ビジョンなしにさ迷いました。
 
 今回も同じです。 
 しかも、今回は、日本国内だけのことではありません。
 アメリカ覇権も終わったのです。
 日本国内でも、体制がきちんとできるまで、
 最低でも4年は、かかる とおもいます。
 今年からの4年間、 まだ、迷走します。
 
 自分の暮らす街を、 仲間と話し合って、
 フリーハンドで、 作り直す、 体制にできるまで、
 まだまだ、変わります。
 法規制のみならず、 財源(税制)も、
 その地区の住民の意思で、決めていいはずです。
 そのとき、 自分が、この国、 この土地に、
 生きている意味を、 皆が、再確認することになりますね。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。