中野市は、とにかく食材の宝庫なのですが、
モツや豚足を上手に扱える店はないか、とずっと探していました。
香辛料を効かせた料理が食べたいな、とおもっていたところ、
中野の市街地南部に、ネパール料理屋があったので入りました。
始めはあまり期待していなかったのですが、 これが、どうしてどうして、
超一流の味です。
何が、一流か?
ネパール料理の本質を残しながら、見事に、この北信濃の人にも、
十分に、馴染める味に仕立て上げているところです。
オーナーは、食道楽の大阪で、多くの店を食べ歩き、
そして、長野に来て、ネパール料理の教室を開きながら、
自分の店をもとうと、店舗を探し回り、 この中野市に、偶然にも
落ち着きました。
人柄もいいし、 奥様は、長野のすき亭の人たちとも昵懇とのことで、
味にも、接客にも、十分に、気が、行き届いていました。
中野は、人口は、5万人弱。
しかも、最近は、信州中野インターから志賀高原まで、長野オリンピックでできた
292号線を走る車は増えましたが、市街地に入る客がめっきり減っています。
そんな中、この店は、本当に、貴重です。
本欄をごらんの皆さん、是非一度、 ご賞味あれ。
ナン だけでも、十分に食べる価値あり。
私には、「大辛」が、ベストフィット です。
これで楽しみが増えた。中野でネパール料理。「ランタン リルン」
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。