1) 秋が深まっています。
北信濃には、《四季》 が きれいにあります。
11月に入ると、ここには霜が降り、霜柱もできます。
今は、 10月の神無月。
この前、ミネハハが来たとき、 馴染みの《すき焼き》屋さんにいきました。
彼女は、牛肉は食べない、とのことで、豚スキ にしたのですが、
そのとき、中野の新名産のキノコ を持ち込んで、特別に食べさせてもらいました。
アギ茸 と、 白霊茸(バイリング) です。
特に、後者のバイリング。 山アワビ とも言われるキノコですが、
これが、すき焼きの甘い汁を吸い込んで、メッチャクチャに 美味しいこと。
店の人に、これを、定番メニューにしませんか?
と提案したのですが、
材料が安定的に、まだ確保できないので、今は、無理、
とのことでした。
でも、本当に、おいしかった。
私は、中野市にある職業訓練センターで、この春から、
町おこし講座をしてきて、 次回が、最終回です。
この職業訓練センターでは、キノコのマイスター制度を始め、
すでに3年目で、軌道に乗っていますが、
秋の実りの代表のキノコは、 本当に、大きな可能性をもっています。
キノコをミキサーで粉砕し、1時間、じっくり煮込んだエキス
を、 飲むと、体の血行が、回復し、
体温が上がり、 脳も活発化するそうです。
本当なら、 今の都会人の、 低体温 や 欝(うつ) に有効です。
試してみますね。
2) 今週末、24日。 中野で、 あんと市 です。
ここで、試してみましょう。
3) 日本の仏教は、 6世紀の、500年代になって初めて 入りました。
これは、ちょうど、継体天皇の即位の後です。
この時期、 中国では、 北魏の最後の段階です。
493年に、 鮮卑族の拓跋氏の孝文帝が 洛陽に遷都してから、
北魏では、仏教信仰が加速します。
今、河南省の龍門石窟は、破壊が激しいのですが、
この建造が始まったのが、この北魏の遷都後のことでした。
完成したのは、7世紀、 私たちの日本では、白江村の戦いの頃、
つまり、 高宗や則天武后のときです。
日本の仏教を考えたとき、
今、日本に入っている仏教とは、 この北魏の時代の仏教が、
日本にそのまま入っていて、 基層となっているのではないか、
ということです。
その、500年前後のユーラシア世界。
その時代の主役は、エフタルでした。
ペルシャをのっとり、 しかも、北魏に通じていました。
そのエフタルを倒したのが、 ホスロー1世と、突厥のシルジブロスでした。
そのあと、日本列島に、 ウマヤド皇子が登場します。
この辺、書きますね。
紅葉、真っ盛り。24日(土)にあんと市。日本の仏教。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。