日本の天皇の起源を研究していくと、いつの間にか、
人類の文明史に入っていってしまいます。
氷河期の感性は、人類は、地球上どこでも同じであったものが、
縄文期に、日本列島が大陸から分離していくことで、ここに独自な空間が
残ったのですが、その空間にある響きを求めて、多くの人間が来ました。
そして、同化しました。
持統のときに、アマテラスを伊勢に祭り、統治の領域は、則天武后との
密約の上に、日本列島に限定しましたが、 どうも、日本天皇には、
中華皇帝では掴みきれなかったものを、取り込んでいるようです。
これは、通貨と関係します。
日本に生きた人間は、大陸で始皇帝が通貨を統一しても、それから900年近く
ずっと統治者が通貨を使うことを拒否してきました。
実際に国家が通貨「和同開珎」を流通させたのは、
大宝律令ができたあとで、古事記を編纂している最中の708年。
通貨の持つ、悪魔性・詐欺性に、きわめて、慎重だったのです。
さて、戦後世界での基軸通貨であったのが、アメリカの米ドル。
この通貨を発行するのは、 欧米の銀行家が集まってできたFRBです。
それが、どうなっていくのでしょう。
世界の2大債権国の、日本と中国がタッグを組むと、 このFRB,そして
アメリカ政府に対し、本来のアドバンテージを発揮できます。
これは、 私たちの今後の日常生活にも、関わってくることです。
ネットの中に、このFRBについて、書いている人を見つけました。
そのFRBが9月30日にFRBが破綻するとささやいていた人たちの記事です。
コメントせずに、転載します。
「日本と世界のニュース」・・・100年に1度の経済危機は本当なのか?日本の今後検証ブログ。
9月30日にアメリカはデフォルト!?
国民に知らされるのは(その一週間後の) 10月7日~10月22日
以下、転載
2千年以上に遡る通事的な縦糸と現在の共時的横糸を掛け合わさないと,舞台裏と今、目の前で起きていることをうまく理解できない。
彼が、25年経済記者をやってきて最も驚愕したことのひとつは、欧州、アジア、中近東などの、王侯貴族等の裏世界の資産は1000兆ドルにのぼることだったという。これはこれら王侯貴族(日本のそれも含む)に確認したら、そんなものだろうと言われたという。
本当かと思うが、彼の話を聞くと,理解できる。よく,ゴールドは,オリンピックプールの三倍分ほどしかないと喧伝されているが、6000年以上前からの世界の王室が地下的に蓄積しているゴールドの総量はとんでもない量なのだという。
ゴールドを巡る歴史の話は数千年単位の展開なのだ。また彼らの裏世界には独特の金融制度や、問題が発生した場合に解決するための裁判制度ももっているという。
これらの情報に私も愕然としていることが多いのだが、新聞やテレビに出て来る情報(特に日本語だけで)は,最後の最後の上澄みでしかない。これらを使っていても非常に残念だが,正確には物事の判断はできない。
裏世界から表世界のデリバティブなどに投入された資金が、8京円というデリバティブ想定元本契約となっているということのようだ。世界のGDP総計がたったの60兆ドル、1京円の3分の2だ。
道理で、計算はやっとそれで合って来る。今回、裏の世界と表の世界の異次元が交錯してしまったのだ。店頭取引(OTC)デリバティブというのは,われわれの想像を絶する空前絶後のアングラマネーの世界、マネーロンダリングの世界、シャドーバンキングの世界なのだ。
ここには書かないが、Fedの情勢が非常に悪化していることはアメリカ系の情報で十分わかっている。彼らバランスシートの異常な劣化は,もはや絶望的なことは明らかで、フルフォード情報がなくても,彼らの倒産が時間の問題であることは察することはできる。
先日、今年末までにファニーマエ、フレディーマックの無価値なMBS, GSEに対する巨額買い増し($1.45 trillion=140兆円)するとの決定をしたが、これなど狂気の沙汰だが、バーナンキらFedは自爆行為として認識して、いわば明確な意図のもとにやっていることは明らかで、バランスシートの劣化は、もう回復できないまでになる。
この行動によりドルが下がっていくことも避けられない。これらを分かっていてやっている。うがった見方をすれば店閉まいの行動にしか映らない。
Fedは倒産いたしました,特に,この不良債権を大量買い増した行動が直接の原因となってしまいました、どうもあいすみませんでした などと弁明するための準備なのかと思いたくもなる(ただし、市場操作資金が切れて来ているため新しい原資入手とそれを流用する目的とも考えられる。)
ただ、もう、Fedが切れるカードはなくなりつつある。そもそも今回の天文学的負債の処理は既成の近代経済法制度の予定した限界を超えてしまっており既成制度内では処理不可能だ。資産劣化はもう止まらない。新しい次元の地平でしか,解決できない。
このところ、米国株が大変な上がりかたをしていたが,これは,すべて,不良債権を買うとして引き出した公的資金を流用しての政府当局の介入による演出であること(一般には知られていないが、米国には財務省主導で各種市場操作を推進許容する正式で特異な法制度があるため,基本的に合法なのだが,そんなことでいいのかというかなりの問題がある。長くなるので別の機会でこれは説明したい)、その資金が底を突き始め,体力の限界、息切れがきていること、今落ち始めているが,もう2度とラリーは戻ってこないこと、操作資金が切れた段階での株価暴落は、この意味でも避けられないことなど、詳しく書きたいが,今回はここまで。
(イラク戦争以降、初めて日米共同介入となって今日至っている。両国ともに、株価が上がるための、つまり売り上げがあがるという実体経済の上昇はゼロというよりマイナスであり、日米政府によりジョイントで虚空に打ち上げられた花火ショーに過ぎない)。
米国は1933年に、 Federal Reserve Actという法律により、金融政策と通貨政策について、政治部門(政府、議会)から外部委託、民間(Fedという名の商業銀行互助会・銀行協会)に委託した、民営化を行った、非常に特異な国であること(財務政策は財務省管轄で残っている)。
早い話、金利や通貨については,政治家先生や官僚諸氏より,われわれカネ貸しの方が、詳しいですぜ専門家ですから、だから,それはわれわれにお任せください、そういえば、そうかも、となったのだ。
ただ,その法律は,違憲立法審査権に照らすと、完全に違憲であること、したがって民法的に言っても、彼らが決めた金利、通貨政策の結果発生した米国銀行協会側の儲けは,80年近く、彼らの不当利得になっていること。アメリカはカネ貸しの力が圧倒的に強く,司法も彼ら寄りであり、機能できない状態だ。これらもいつか項をあらためて説明したい。
裏舞台で実際には何が起きているのか、フルフォード、ストーリー情報を軸に分析を書いたものを手元においているが、あまりに長くなっているため,今回はやめておき,この号外版だけにしておきたい。
かなり状況が慌ただしくなってきている。パパブッシュ一味、そして、Fedの年貢の納め時が近づいているようなのだ。歴史的な秋になるかもしれない。