そもそも昨年11月に湯川・後藤の二人が拘束されているのに、イスラム国の敵側に大ミッションで軍装品を売りに行くとは、外交センスも安全保障もない。最初から彼らを見捨てている。

 ハロウィーン・バズーカのあと、株価が上昇。そして、解散総選挙。

このとき、湯川・後藤の両名が拘束されていたことは、当然、外務省や国家安全保障局は、知っていた。

それにもかかわらず、新年早々の中東の訪問を企画。1月7日に、パリでテロがおき、11日には、大規模の反テロのデモがおきていたのに、背景になにがあるか、慎重に考えず、26社もつれて、イスラム国を刺激しに行く。

しかも、イスラエルで、わざわざ、戦争屋のマケインと会っている。

大企業の目先の利益だけを真剣に考えて、内実をきちんと考えない安倍政権。そして、この一年、集団的自衛権の解釈を変え、NSCをつくり、特定秘密保護保護法まで、施行したのに、なにも、世界の現実を理解していなかった。

 まあ、世界中から笑われていますね。 とてもじゃないが、日本国内で、憲法改正も徴兵制も無理。

日本の国家権力を握っても、こんなに愚かで、思慮の浅いサル知恵ばかりでは、世界の指導者になれるはずもない。

 昨年末、もし、「次世代」が選挙で勝ち、安倍と組んでいたら、もっと、とんでもない事態になっていた。

それにしても、わが国の今上陛下は、年頭所感で、こうした、バカで思いあがった安倍政権と経済界に、警告を発しておられた。

1931年9月に起きた満州事変も、そのまえの6月に中村大尉殺害事件が起きていた。日本軍を動かすきっかけは、この事件がもとだった。 

まさか、今回、拘束されている二人をあえてイスラム国側に殺害させ、その報復に自衛隊を動かそうとしていたなんていう考えではないでしょうね。

それにしても、多母神さんは、どこに消えたの? もと自衛隊幹部で、「次世代」の領袖だったのだから、コメントくらいだしたら。一年前には、湯川氏と、なかよく写真をとっていたくらいなんだから。

石原慎太郎といい、大見得きって「国家の大義」を大声で叫ぶものは、もとより全体構造が見えず、より大きなワルに使われ、都合がわるくなったら、逃げるばかりの卑怯者。 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。