GDPが下がっても、人がどんどん死んでも、「カイフクキチョー」なんだって。

  GDP2期連続マイナスなのに、回復基調を謂う政府。これについてコメントするブログがあり、そのなかに、政治家と官僚システムに関する書き込みがあります。 国家として、きれいにできあがった「シームレス」な上意下達は、それ自体の存続のためにのみ、動きます。 本当に、トンデモナイ国です。

  この国の権力体の運行メカニズム 、下に 転載しておきます。  

で、思います。 こんなのいつまで続けるの?  本当に、取り憑かれているわな、この国家。

「戦争屋と戦う」というのなら、 それと一体になっている、国家の運営システムを一旦壊さないといけません。本気になって、そこと対決するなら、 安保反対のデモのときのように、野党全員が揃って、「ホ」を言い出せば、日本の権力は簡単に変わる。 でも、そのときは、首都圏の資産も、これまでの雇用形態も、基礎から壊れる。それが怖いのね。 まあ、国家からの政党助成金の取り合いで、揉めるくらいの人間ばかりなんだから、国家を変えられない。人類の未来なんて、とてもじゃないが語れない。 哲学も糞もあったものじゃない。 

で、「放射能は、休まず、どんどん、細胞や遺伝子を犯していく」 

それがわかった官僚たちは、どんどんやめて、逃げ出しているし、・・・。     

http://saigaijyouhou.com/blog-entry-8769.html

 > 2015/11/17 19:25 

> 事務次官クラスの人事権は各省庁の大臣が法的根拠によって握っています。そして大臣の罷免権を持っているのは総理大臣です。 

財務省陰謀論についてはともかくだが、人事権について。 

原則論はそうだろう。 
しかし実際、殆ど行使されたことはない。小池百合子ぐらいか。 
それも立場の弱い防衛省だった。 

もし財務省やら国交省やらで本気で行使すれば、(行使する姿勢を見せれば)どうなるか? 

これは民主党政権の時を見れば推測可能だ。 

それはまずサボタージュである。 
業務の流れを意図的に可能な限り遅延する。 
また意図的に業務完了の報告を行わないため、その後の処理が行われない。 
進捗状況の確認は、これは官僚同士、阿吽の呼吸で要求しない。 
だから大臣がいちいち促さない限り、処理は止まったままとなる。 
「なぜやってないんだ!」「聞かれなかったので…」という事だ。 

(なお、気に入る大臣の時 – つまり通常の自民党・公明党大臣の時 – は、大臣の管理など一切必要なく、官僚が通常通り自発的に動くことで自動的かつシームレスに一連の処理が完了する) 

このため大臣の実務能力・管理能力の低さの現れということになり、やはり素人はダメだ…と、批判の対象となる。 

これは東日本大震災の支援物資の物流でも顕著だったな。 

その他には、マスコミへの「政府要人の発言」などとしてのリークの数々。 
「重要な会合であるxxに遅刻した」 
「極めて不適切・傲慢にxxと発言した(捏造・誇張)」 

このような「リーク」がマスコミに頻繁に行われることになる。 
そして「国民からの批判が高まっている」という報道が成される。 

ここで重要なのは、批判が高まっている「という事にすればいい」だけで、実際に批判が高まっているかどうかはこの際関係無いのだが、この国では国民が極めて愚劣であるため実際にマスコミを鵜呑みにし、本当に批判の矢面に立つことになるのが通例なのだ。 

結果、大臣はこの失態を糊塗するために官僚に助けを求める。 
官僚は「今まで実務に慣れた大臣が続いたため、私達にも気の緩み、至らないところがありました」などと聞こえの良い言葉を並べ、「今後はこのようなことが起こらぬよう、私共が手取り足取りアドバイス致します」ということで、大臣は官僚の甘言に乗り思い通りのまま動く神輿、ロボットに作り替えられる。 

あるいは内閣の体面を保つため、大臣不適格ということでその大臣が罷免される。 
これは民主党じゃないし上記の話とは少し違うが、田中真紀子なんかそうだったよね。 

それが、この国の日常なんだよね。

 

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