何か言え、と言われて、
原稿持たずに一気に話すと時々起こります。「言い間違え」。
クリスマスに関する私のメッセージ(計3回)のなかに、
基本的な間違いがありました。2つ。もう、お分かりですね。
①冬至の日に、「白夜」はないでしょ。これ,夏至だよね。
日が沈まない夜が、白夜だよね。
で、正解は、冬至は、もちろん「黒夜」。もしくは「極夜」。
②ウマヤドが生まれたのは、欽明3年でありません。
日本書紀では、「敏達3年(574)元旦」となっています。
で、ちょっと補足。
でも、本当に、この年に、飛鳥の橘寺で生まれたのかどうか?
ウマヤドなる存在を創り出し、神格化する。これが不比等の戦略で、
今の日本国の天皇に関し、その出発での権威となっています。
私の見解は、このモデルが、559年に生まれた突厥タルドウ(達頭)。
父はホスロー1世。母は、西面可汗シルジブロスの娘、穴穂辺間人。
突厥とペルシャは569年に分裂し、以後、アム川が国境になった。
ホスローは、税収改革と大規模灌漑による農地広大化で農業生産力
と軍事力を強化し、聖典『アヴェスター』も最編集した、英雄でした。
その孫であるのがホスロー2世で、603年にビザンチンに宣戦布告し、
「磔刑の十字架」をエルサレムから奪って、ペルシャのクテシフォン
に設置した。(この後に、ムハンマドの覚醒610と、ヘジナ622)
しかし、ビザンチンのヘラクレイオスは、突厥・ホスロー1世の連合軍
によって壊滅させられていたエフタル騎馬部隊を軍事組織に組み入れ
ホスロー2世を討って「十字架」を取り返した。ホスロー2世が邸宅を
逃げ出すと、投獄されていた実子カワード2世がペルシャ貴族に解放
され、ヘラクレイオスと和解し、628年、父を捕縛の上、殺害した。
このペルシャでの異変の知らせが唐に届く頃、太宗李世民は玄奘三蔵
に希望だったインド行を許します。このとき密命があった。必ず、天山
の向こうキルギスのスイアーブに寄れ、と。さて、そこに誰がいたか?
皆さん、ゴメンナサイ。勢いのままに話すと時々、間違いが出ます。
どんどん指摘してください。私は、ミトラ主義者です。
また、さらに、以下のような意見もありました。
ゾロアスターをいうなら、なんで、原始仏教を言わないの?
さらに、エジプトでの太陽神信仰や宇宙とのアクセスの結果が、
シュメール・ヘブライの手本になったのでしょ。
2800年前にアーリア(イラン)人が北インドに入って、
ウパニシャッドが入ってきて、自然を感じる(feel)ことから、
自然と人間の、その意味や関係性を考える(think)様になり、
人間が存在する,その本質とは、心(MIND)があるからだと。
そこは個々の誰もが持つ、全てと通じる最大の財産だとなっていきます。
ブッダは、人間社会での貧富・美醜のみなならず、
この世にあらわれた、すべての存在の形状そのものに囚われるな、と。
このブッダの孫弟子くらいの坊さんに諭され、覚醒したのが、
部族融合の世界を、知力と武力で強引に作りだそうとしていたアレクサンダー。
「(根源的紐帯を感じれば)ありのままで、融合しているじゃん。
それ、遠くの東の島国に行けば、解るよ。あんたも実感できるよ」
北インドで仏像つくりが始まる。
イケイケどんどんの大将が、えらく変わったな。
そして、その覚醒の意味を知ろうとしていたのが、イエス・インマヌエル。
「神への愛(縦)と、隣人への愛(水平)」「汝の隣人を愛せよ。」
知っているか知っていないかで、人間社会に階層化のピラミッド構造が
生れるのはおかしい。ただ、天の「父」の心に照らして「間違い」は言う。
イエスは、人間世界での富の再分配での、上下は言わなかった。
元々、ユダ族エッセネ派は、神の権能や心を探り求め、その心通りに、
地上世界で生きようとした。富に目がくらむことは、あり得なかった。
それが世界中で「神を語る宗教者」はそれ以後、一体、どうなったのか?
まして、国家権力が夫々の「宗教上の神」を掲げて戦争をしあうなんて。
昨日、中国の成都で、日中韓のサミット。三国志の蜀の国の地ですね。
安倍晋三に「在職中になんとしても中国・北朝鮮と話せる道筋をつけろ」、
とどなたかが言っているのかも。
まあここでは、「韓国の文在寅と話せる道筋ができた」と、御用報道。
もし、こうした安倍政権を続けさせるのが、財界官僚OBや明治以来の
門閥たちなら、もう、そんなことしなくていいよ。
この人の、存在自体が、問題なのだ。安倍晋三でなくても、安部晋三じゃ
じゃない方が、そんなこと上手くできるでしょ。
まさか、トランプがそれを促した?
あるいは、フランシスコ?
でも、フクシマの汚染、特に汚染水処理と、オリンピック開催の可否。
安倍様の日本とは、大日本「忖度」帝国。
その非常識具合は、伊藤詩織さんの判決で、全世界が知ったから、
こっちにも、いろいろ出てきますよ。
まだまだ、予定調和のなかで、治めきれると思っている人間が、
列島の行政やビジネスの現場では主流ですが、「天」はどうみるか?
天意とは「民意」。