こんにちは。
私が今回、白頭山に向かう直前、以下の書き込みをしました。
QTE
「311」以後の政府財界の「都合」でつくられた「マネーでの成功物語」を盤石だと思っている人たちは、至急その考えを改めた方がいい。世界は、その「成功物語」を失っても、やっていけるし、それを失った時こそ、最大のチャンスが来る、と考える「狼」がすぐそこにいるのだから。
UNQTE
こう書いたうえで、ファンタジーに浸りきった日本国民に対し、天から何かの知らせが来るやもしれぬ、とおもって白頭山に立った。その頂上は、中国人観光客でごった返していたが、私たち日本人向けには、天から「響き」が差し込んできて、日本列島を覆っているマトリックス(「お花畑」意識の枠組み)に亀裂が入ったようです。延吉からの帰国フライトがキャンセルになり、吉林省の省都の長春に行くハメになった。この地は、1931年9月の満州事変の後、翌年、天津に蟄居していたラストエンペラー溥儀を担いで、日本の軍部が満州国を建国したが、その首都「新京」の所だった。以後、「満蒙は日本の生命線」「王道楽土」を列島民に触れ回り、それを信じた信州や東北の人間を満州に入植させながらも、関東軍はソ連が来ることを知りながらも彼らを捨て南方に逃げた。この間、岸信介は満州国国務院高官としてあらゆる「政治的実験」をして、帰国後、東條内閣では商工大臣になった。関東軍がいなくなった満州国に残された日本人にはとんでもない運命が襲った。兵士、民間人など総勢20万人以上が惨たらしく殺され、その御霊が日本国に対し、強い恨みの想いを持っていたが、そうした霊たちが、今回、私たちの帰国フライトに合わせて、一斉に日本列島に向かってきた。私にはそう感じられた。これは、三次元のリアリティー世界にあっては、浮かばれぬままだった霊たちのことです。もちろん、大陸の人間や半島の人間の過酷で悲痛な想いもそこにはあった。
今回の白頭山ツアーのメンバーには、東アジアに真の平和もたらしたい、と、天空の意志を受ける聖地で、鎮魂の祈りをしたいと決意してきた人が多かった。その中には、明治政府によって弾圧された山岳信仰や伯家神道の関係者もいました。
明治になって、神仏分離令と廃仏毀釈。そして、それまでの太陰暦(農暦)から太陽暦に切り替わった。このことが、私たちの日常での規範意識から天地自然のリズムを守る意識が薄れさせ、列島の人間社会が、一部の人間が勝っ手に線引きして作り出した国家大義を最優先するという、大間違いの始まりだった。
政治的観念で、神話世界の皇祖神アマテラスが実体として存在し、その顕現=アラヒトカミが明治天皇で、それが統治する国、「神国日本」。これを創り出すために強引に国家改変(廃藩置県、中央集権、地租改正、神仏分離令、神聖不可侵の天皇=アラヒトカミ、富国強兵)し、その支配地域を物理的にも拡大することを、絶対善とする考えがすべての列島民に埋め込まれた。異議異存は許されなかった。
明治期は、自由・平等・民主などの思想やキリスト教の慈愛の精神や讃美歌も列島民の心に入りましたが、皇室と一体になった門閥による財界がエリート官僚ともに、日本国による経済支配地域を広げようとした。それを裏から加速させていたのがイギリスです。特にイングランド銀行でした。
日清戦争での賠償金として、当時の清国の国家予算の三年分にあたる2億テールの金額を、金(ゴールド)で支払うことを求め、それができた時に日本銀行が発足します。実際に日本に持ち込まれた金塊は一部で、多くはイングランド銀行に保管してあった清国名義の金を日本国政府の所有に振り分けたものでした。
その金(ゴールド)は、そもそも18世紀後半に日本列島とそれ以外の金銀為替の差を利用して、列島から流出したものを、客家による共和政体の組織、蘭芳公司によってボルネオ島(現在のブルネイ)に一旦、集められ、「四海同胞」の理想の下、ヨーロッパにもたらされたものでした。その金(ゴールド)が西欧世界に大変革を引き起こした。その結果が、アメリカ独立、フランス革命、ナポレオン戦争、そして、永世中立国スイスの誕生。
この頃、日本列島は幕末です。徳川将軍家を中心に、諸侯連合の国家だった日本を、中央集権の国家に作り直す、という大計画は、ウィーン会議後の「金融ワンワールド」の秘密計画でもあったのです。ここには、列島からの出身者ももちろんいました。
しかも、満州族の清に国家簒奪された明の末裔たちも、このときの日本の変革を支持し、清国打倒に動きました。この中で始まったのがアヘン戦争でした。アヘンの販売で財を成したのが、サッスーンのみならず、アメリカのスカル&ボーンズであり、彼らの上りで建てられたのが、アメリカの名門大学IBリーグです。
明治の日本は近代化の中で、列島民から大切なものを失わせました。それまで在った、四季の巡りと伴に、多くのイノチと一緒に呼吸する如く、個々の地域を美的に、主体的に創り出すという、体制を捨ててしまった。「お上」だけを見つめる、豚や猿の感性・知性に成り下がってしまった。それが大東亜共栄圏での失敗の後も、経済だけは成長し続けることを絶対善とする体制になってつづいていた。このときは、戦後の基軸通貨になった米ドルを、日銀は、日本国民の汗とその成果を供出する体制をもって裏から支え続けたのです。
今、MMTが話題ですが、多くは、一般会計での財政均衡論を否定する道具として話されているようです。しかし、実際問題、日本の戦後は、国家予算を組む特別会計と一般会計、さらに、金融緩和による民間への融資以外に、巨大企業の経営者個人に巨大な信用枠をつけるという形で特殊資金が多く使われました。これは国民(国会)の知らないところで、日本円での多くのマネーが流され、それは、対外的には、円からドルに変換され、じゃかじゃかとドル経済のために使われてきたのです。日本円の通貨としての流通は少なかったが、基軸通貨米ドルの過剰なまでの流通分(信用創造)を、実質的に、列島民の汗と無知が、支え続けていたのです。
今年5月から令和時代になり、今、お盆ですが、フクシマの事故の真相の告発が始まりました(村田先生のメールの最後に「文春の記事」を追加しました)。また韓国がフクイチの汚染水のことを問題視するように国際社会に向けて動き出しました。競技の現場の実情に関して言うと、お台場のトライアスロン会場が汚水の臭いが強すぎて、競技には不適との意見も多い。
岸信介の孫、安倍晋三が「アンダーコントロール」と嘘を言って勝ち取ったTOKYO2020ですが、ここにきて、一気に暗雲です。政府財界にとっては「不都合な真実」がこれからどんどん出てくることでしょう。
そして、それは、米ドル建ての世界経済の根幹を揺るがす大問題にまでなっていくのではないでしょうか。メディアの方向性が変わったことを見逃してなりません。司法はどうか?山本太郎のスタンスは、明らかに大企業の敵ですが、彼の動きをトランプはどう見るか? とにかく、いろんな意味で、ご注意を。