今の国際情勢は、中国とロシアが、AIIB、そして人民元国際化、さらに原油安容認で、どんどん、戦後の基軸通貨米ドルへの依存度が減り、FRBの主幹事国家である日米が、相対的に、へたりだしています。
それだけでなく、軍事的にも、ロシアがつかむスノーデン情報と、中国の人工衛星破壊技術で、アメリカを上回っています。 今、旧ソ連のバイコヌール宇宙基地があるカザフスタンに、日本とアメリカが、影からいろいろ支援をしていますが、これは、カザフが、ロシアべったりにならずに、独立させるため。
そして、中国対策に使っているのが、今は、北朝鮮となりました。
北朝鮮は、旧日本軍が、秘密裏に創りだした国家です。狙いは、人民中国を疲弊させ、台湾の国民党政権を延命させるためでした。(朝鮮戦争が起きたために、毛沢東は、台湾侵攻に全力を傾注できず、この戦いで、実子をなくしてしまいました。そのとき、毛沢東は、中共軍司令官だった彭徳懐を恨み、文化大革命で復讐しました。)
北朝鮮は、統治モデルを戦前の日本に求めました。それが主体思想です。国交はないものの、日本は、パチンコその他の方法で、資金援助をして支えました。この国家が国際政治で本格的に暴れ、そが元で戦乱が起き混乱すると、北朝鮮の一般人は南の韓国に流れるよりも、西の中国領(遼寧や吉林)に流れます。その場合、大陸内には朝鮮族がいますので、流浪してきた同胞を一斉に救援しますから、北京付近まで大混乱が始まります。
北京政府にとって、北朝鮮を安定させることが、首都を軍事的に守る意味でも必須なのです。そして、その北京と北朝鮮の間にあるのが、中国最強の陸軍の瀋陽軍区です。ここは鉄道兵の伝統もあって極めて独自性が強い。アメリカで言えばテキサスみたいな所で、中国共産党も、遼寧を押さえたことで大陸支配ができたのです。
この北朝鮮の存在を、中国のみならず、日本の戦後政治に対しても、いろいろな脅しのタネに使ってきたのが、アメリカの戦争屋さんと、その日本の手先の皆さんで、このときイスラエルにも協力してもらっていました。ニセの米ドルを持ち込んだり(本物の印刷機を運んだ)、軍事技術を提供したりと。
もっとも、今の中国の宇宙技術も、アメリカの軍事企業から流出したものでしたが。
ここでは、戦争屋が主導権をもって、日本も北朝鮮も、使い続けましたが、その狙いは、東アジアでのプレゼンス。そして、具体的には、日本からのマネーでした。
この構造は基本的には変わりませんが、今は、昨年から始まった中ロがすすめる「新事態」を前にして、日米の戦争屋さんが、自分たちの利権構造を死守するために、さらに一体化しています。こうした事態に、それならば、自分たちの存在を高く売れるとして、北朝鮮ロビーが、ここぞとばかり、日本を裏から脅して、いろいろなマネーをせびりに来ているのではないでしょうか。これは、私の推測です。
「北朝鮮を狂犬に仕立てることで、東アジアの国際政治に、軍事緊張を演出する。」
これが、アメリカというより、FRBの米ドルを用いた「金融ワンワールド」の一貫した方策でしたが、
今は、 「日銀がすでに大量に買い込んである米国債を、上手に活用する」 ことを、真剣に考えたほうがいい のではないでしょうか?
下手に、米国債を売ると、円高が進んでしまいますが、日銀が保有する米国債を担保にして、金融市場から、米ドルを借りて、それで、「何か」を、買ったらどうでしょうか?この場合、米国領内(グアム、サイパン、ハワイ、フロリダ、カルフォルニア、・・・)や、米ドルが基本のNFTA(カナダ、メキシコ)の不動産が最適です。
メキシコなら、オアハカ や クエルナバカなんか、常春で気候もいいから、最高だけど。
日本の戦後の場合、クニが、新幹線や高速道路の用地を買い上げる前に、先回りして、購入予定地を安く入手して、莫大な利益を上げてきたのが、田中角栄ら自民党の大物政治家たちでした。この狡っ辛さを、今こそ、国際政治の裏で活かしたらどうか。 (公共事業用地の高値買い上げ・・・これが、戦後、農地開放をうけた農家が、まじめに耕作するよりも、ただで得た土地を、クニに高く売りつけるのを待つばかりという、悪弊を生んでしまったのですが)
このやり方を、日本のXXXさんと親しい、誰かさんに、こっそり、教えたい くらい。
問題は、日本国家として、どんな名目や目的 で、海外に不動産をもつことにするか、ですね。
たとえば、・・・ 日本のお年寄りや、被曝している子どもたちのために、健全で快適な土地を確保する・・ 。
詳しくは、3月19日の東京皆神塾で話しましょう。
はて、こんなこと書いたら、当日、どんな人が来るかな?
とにかく、今は、まず、戦争回避、そして、放射能被曝からの避難。
地方に、スーパードームの建設。 放射能除去技術を公開での共同研究。 これは、地球生命として、生存のため。
過去よりも、今は、ありまままの現実と真実をわきまえて、とにかく、未来への希望の道を、探ろう。