キルギスはカザフと仲良し。「ウズベク」とは「自信」の意味

 さきほどの書き込みで、カザフとウズベクを間違えていたので、直しました。

どうも、疲れていたようです。

キルギスは、2000年以上も前から続く、天山山脈の西麓で暮らす山岳民や遊牧民の呼称でした。

それに対し、ソ連になってから、トルキスタンのところに、ロシア人とタタール人が加わって、強固な国(統治体)を造る、として生まれたのが、ウズベキスタンでした。136の民族で構成されているとか。「ウズベク」は「自信」の意味で、国家建設を他地域よりも、しっかりと進め、このとき、本来なら、キルギスに入ってもいい、フェルガナを、ウズベク領に取り込みました。

このため、国家としてのキルギス(こちらは86の民族・部族)には、草原や農地が減り、国土の90%が山岳地方になっています。しかし、水資源が豊富で、水力発電を起こし、電力をウズベキスタンに輸出しています。

今回、現地で確認したのは、キルギスとカザフの関係の良さでした。両国間には、国境がありますが、夫々の国民は、パスポートを見せずとも、住民票のみで行き来ができます。

 よって、イシククルにいくには、現地に知人がいる場合には、カザフのアルマトイに来るのが一番、近いよ、と、キルギスの「前田君」がいっていました。

 確かに、今回の訪問先でも、キルギスでは、カザフスタンから来た日本人旅行者のグループとも会いました。

それよりも、今のキルギス、思った以上に住み良さそうです。今回2人の日本人と知己を得ました。一人は、もと静岡市市役所の職員で15年前にこの地を訪れて気に入り、すぐに退職。以来、そのまま滞在。なんと、ビシュケクの街で、納豆と豆腐をつくって、主に日本人コミュテイーで販売して生計を立てているとのことでした。

 今、ビシュケクには140名の日本人が暮らし、JICAの協力隊で来た女性には、現地の男性と結婚する人も、何人か居るとのことで、「前田君」のところには、「日本に行ったことがあるのだから、女性を紹介してくれ」との言われることが多いとか。

 「前田くん」自身の奥さんは医者ですが、現在は、自分自身で、美容院とエステを経営しています。

発展中の中央アジア。 若い女性たちは、 「きれい、気持ちいい、美味しい」を求め、力のある(稼げる)男性たちが、彼女たちが望む場所に、連れて行くようです。キルギスのトイレ事情は、まだまだ劣り、都市部を出ますと、「青空」ですましたほうがマシ、という場合もあります、当然、淑女たちは、そんな環境なら、有料でも快適さを求めるでしょう。キルギスも、ウズベクも、オシャレで、綺麗な店は、どこも、人気店になっています。 

 なんでも、キルギスでは、現地女性と結婚したニュージーランドの男性が開いたコーヒーショップが大当たりで、2年をまたずに、5店舗に広がったとか。

 あと、バックパッカーにも優しく、300~500円で泊まれる宿泊所も有るようです。 現在、投資を歓迎しているし、とりあえずは、 日本人や、現地の「オシャレなカップル」向けの商売なら、やっていけそうです。

 同行したMさんは、いろいろ事業を思いついたようですが、これは秘密。

 あと、最も肝心な点。放射能は全く問題なし。しかし、これに関連しますが、日本から中古車を輸入しようとした業者が、通関(港は不明)で、基準値以上の放射能が出ているとして、そのまま、車両が持ち込めないままでいるとのこと。 海外では、これが現実なのです。

 通信環境では、都市のホテルには、WiFiが入っていました。

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