以下、NHKニュースからです。
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<< 米海兵隊 陸自基地に将校配置 >> 7月20日 6時17分
アメリカ海兵隊が、自衛隊の基地に常駐して情報交換に当たる連絡将校を、20日から初めて
陸上自衛隊の朝霞駐屯地に置くことが分かり、有事や災害に備えて日本側との連携を強化する
ねらいがあるものとみられています。
アメリカ軍の関係者によりますと、アメリカ海兵隊は、ハワイにある太平洋海兵隊司令部に所属
する大佐1人を、埼玉県と東京都にまたがる陸上自衛隊の朝霞駐屯地に連絡将校として20日付
けで配置するということです。陸上自衛隊にはすでにアメリカ陸軍の連絡将校が配置されています
が、海兵隊が陸上自衛隊に隊員を派遣し、常駐で任務に当たらせるのは初めてです。
沖縄を拠点とする海兵隊は、日本やその周辺地域での有事や災害の際、いち早く現場に派遣され、
上陸作戦や災害復旧などの対応に当たるのが任務の1つとされていますが、日本の防衛当局との
パイプ作りは、これまで積極的には行われてきませんでした。
海兵隊としては、東京の防衛省にも近い朝霞駐屯地に連絡将校を新たに配置することで、日米の
情報交換を密にし、日米が共同で防衛の任務に当たる事態や大規模な災害に備えて、さらに連携を
深めていくねらいがあるものとみられます。
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参考:
日本の防衛省は市谷にあり、朝霞駐屯地とは、地下鉄有楽町線で結ばれています。
海兵隊はアメリカ海軍(日本での司令部は横須賀)に属しながらも独自に動ける上陸部隊です。
日本には、アメリカの空軍では横田基地、陸軍では、座間に司令本部があります。
日米の軍事当局が、完全に一体化したオペレーションを実施できる体制になりました。
(以下ウキペディアから)
アメリカ海兵隊は上陸作戦、即応展開などを担当する外征専門部隊である。世界の海兵隊の中で
唯一独立した軍となっており、現在のアメリカ軍では陸軍、海軍、空軍に並ぶ4番目の規模となる。
ただし、陸海空軍には元帥位があるが、海兵隊の階級には元帥位が設定されていない。
アメリカ海兵隊はヘリコプターのほか、戦闘機や攻撃機による独自の航空部隊を保有し、他軍に
依存せず、航空支援任務を実施できる。
陸海空軍と同じく、海兵隊も出撃自体には議会の承認を必要としないが、戦争権限法によれば、
事後48時間以内に下院議長と上院臨時議長へ書面で報告するとともに、議会による宣戦布告か
承認がなされない場合、議会への報告後60日以内の戦闘のみ認められ、 さらに30日以内の
撤兵が義務づけられている(50 U.S.C. 1541?1548)。
アメリカ海兵隊はホワイトハウスや在外米国大使館での警備及び儀仗任務も担当しており、
大統領専用ヘリの運用も担当する[p]。
大型台風襲来の最中、アメリカ海兵隊の将校が初めて陸自の本部に。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。