経済のグローバル化。
この現象は、人間について、単に移動するのみならず、
地球上のどこにいっても、歓迎され、尊敬される人間とは、どんな人間か?
これを、地球全体に、問うています。
そして、そういう人間が集まった政府、自治体とは、どんな運営組織なのか、
これも、問われます。
さて、そう考えたとき、現在のわたしたちは、どうでしょう。
自分で、自分たちの持つ経営資源(空間、資源、時間、経験、人脈、教養、資金、など)
を確認し、仲間たちと未来の設計図をつくって、それに従って行動してしているでしょうか?
富を生み出すこと。
そして、その成果をどう分配するか。
この点に、根本的な思考・議論、そして、実験が必要です。
国家を変えるとは、 こうした基本の哲学を整えないと、何もできません。
そして、私たち日本の場合は、この国家(統治機能)と、天皇(地位?文化?働き?)
の関係を再度、国民を上げて確認する必要があります。
しかも、戦後の国家体制については、 アメリカの覇権の中で、どうなっていたのか、
ここも、厳密に見る必要があります。
今度の日曜、 京都に行きます。
ジャパネスク研究会です。
ここで、この辺も研究しましょう。
日本が、完全に、地球全体に開かれていた時代は、
持統が、伊勢神宮・アマテラスを整備する前の、天武の時代までです。
6000年前から、この1300年前までの、
4700年に、私たちの精神性は、どう形成されたのか?
ここを明らかにすることで、逆に、桓武の平安朝や、大政奉還後の明治政府の
性格が、浮き彫りになります。
中国を非難するだけでは、前に進めない。
アメリカの呪縛の真相を見極めないと、 自分の本当の力を解放出来ない。
大いに議論しましょう。
日本は、国境を消していく政治哲学を言い出すべき。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。