韓国の中央日報が、3月末の哨戒艦「天安」の爆発事故について、
キューバのカストロの談話を掲載しています。
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フィデル・カストロ・キューバ国家評議会前議長が、
「天安(チョンアン)艦は米国海軍が撃沈させた」という’陰謀説’を提起した。
カストロ氏はキューバ共産党中央委員会機関紙「グランマ」に寄稿した「帝国と嘘」で
このように主張し、米国の「冷笑と良心欠乏」を猛非難したと6日、伝えられた。
カストロ氏は3日(現地時間)付の寄稿で、「天安」事件の背後に米海軍特殊部隊ネービー室を
取り上げた。カストロ氏はベネズエラテレビ、米国インターネット新聞などの報道を根拠に挙げた。
カストロ氏は「米国が韓半島の緊張を高めさせるためにこうした問題を起こした」とし、
「鳩山由紀夫元日本首相が推進してきた沖縄の米海兵隊基地移設を防ぐのが重要な目的の一つ
だった」と主張した。続いて「鳩山首相は天安事件をめぐる緊張が米国基地移設計画を撤回した
重要な理由の一つだったことを認めた」と付け加えた。
またカストロ氏は「中国も米海軍の介入を疑っている」とし「国連安全保障理事会議で北朝鮮
制裁決議案に拒否権を行使するものと確信している」と述べた。
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真相は、その本当の狙いが沖縄の在日米軍の移転阻止ではなく、もっと別にあるというのが私の
理解です。アメリカに残存するネオコン勢力が、イランと中国・北朝鮮をリンクさせるために、
北朝鮮の船がイランに高濃度ウランを運んでいるという話をでっち上げ、その情報を韓国に流し、
これを知った韓国哨戒艦がその船を拿捕しようとしたところ、何者かが魚雷を発射して爆破させ
たもの。
今回の事件は、政治的に表面は、北朝鮮を下手人とする話で日米韓がまとまっているものの、
ここでカストロがこの発言。事態は、またまた動いていきます。
6月13日(日)の、京都のジャパネスクで、話します。