今年、平昌オリンピックのあと、韓国の特使が北朝鮮に行き、金正恩から託されたメッセージを、3月8日に、ワシントンのトランプに伝え、
これに対し、 「よし、会おう」となり、それがもとで、
4月27日の板門店での南北会談
6月12日のシンガポールでの米朝会談
7月16日のヘルシンキでの米ロ会談 になっています。
特に、シンガポールでの、米朝会談は、夫々の主権国家の代表が、個人名で、和解に、サインしたもので、
国家体制としては、それぞれが、今後の努力となりました。
まだまだ、緊張関係継続を望む勢力がたくさんいるのです。
で、こうした一連の流れが進展することを、まったく、読み取れなかったのが、日本の外務省、そしてなによりも、
安倍様を支援するグループの人間ですが、
彼らが、昨年の北朝鮮とアメリカの対立について、何を考えていたか、よくわかる講演録があります。
これです。
演者は、日本国史学会の発起人の一人・東北大学名誉教授の田中英道氏で、この講演は、3月10日に麗澤大学で開かれ、
『日本は原爆実験に成功していた? 日本の核の秘密』 との演題でした。
これは、必聴ですね。 安倍チンのブレーンや支持者たちの、国家観や戦争観、安全保障の感覚がよくわかります。、
この中で、田中氏は、終戦直前の1945年8月12日に、日本が現在の北朝鮮において原爆を完成させていた事に触れています。
これは、ヒロシマ・ナガサキのあとですが、爆破実験と同時に、証拠隠滅を図ったのでしょう。
日本では、戦後は、天皇ヒロヒトが、日本での核開発を止めさせた、という、逸話が語られましたが、
実際はどうだったんでしょう。
国際政治の上で、それまで、もっとも核開発の研究が進んでいた日本国を、あえて、天皇自らが、日本を被爆国にした、との理解になります。
広島の原爆については、どこで炸裂したのか、が、今も、検証対象です。
こんな意見もあります。
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お間違えのないように。
日本が実施した核実験は
1939年枚方市、地上起爆翌年ネイチャ―掲載
1945年広島・長崎、
打上花火技術とサイクロトロンからの高速中性子照射を合わせた空中起爆
2011年福島、原発破壊 癌治療人体実験か?