円高が進むと、企業は、全業種で、海外展開するしかありません。
自分で工場を経営するか、あるいは、提携するか?
技術と、業界での信用 を、抑えておけば、
あとは、コストダウン、 そして、 新規の市場開拓です。
これは、企業側の立場です。
日本国内には、企業活動とは、別の分野が広まります。
こちらの、比重が、どんどん大きくなります。
たんなる、NPOではありません。
最終的には、通貨の要らない世界 ネットワークまで
誕生します。
こうした方向性は、わかっているのですが、 とりあえず、
この3年間、どうするのか?
天空の星まわりだと、2008年から 2012年までは、
1930年から、1934年と、 一致するといます。
世界中の金融マンが信奉するメリマンの説です。
今は、当時でいうなら、1931年9月、満州事変が起きたころでしょうか。
このあと、リットン調査団、満州国の成立、国際連盟の脱退 に向かい、
中華民国と対立し、「大東亜共栄圏」 を目指しましたが、
今回は、 「東アジア共同体」。
さあ、どんな形なるかです。
1932年では、1月にリントン調査団が編成され、6月に報告書が出されますが、
それをまとめている5月15日、 東京駅で、時の宰相、犬養毅が暗殺されました。
そのとき、イギリスからチャップリンが日本に来て、面会をもとめていたのですが、、
それも、かないませんでした。
そして、日本は、孤立化の道を、進んだのです。
大東亜共栄圏は、そのときに、うまれたものです。
今回は、どうなるのでしょう。
問題は、 < 北朝鮮 >。
ここを、中国と、きちんと、一致した戦略で進められるかどうかです。
明日、遊子庵で会いましょう。「東アジア」を話そう。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。