ニームが、届いた。

インドのサイババツアーで実績を上げた熊本のユニバーサルネット24の福島代表。
 私が熊本の講演会ではいつもお世話になっています。
最近は、インドネシアからの実習生の受け入れと、
農業に力を入れています。
 そして、インドからは、今、天然素材の忌虫剤ニームの輸入をしています。
 そのニームが、私のところに届きました。
 この中野地区は、農業では、キノコが主要作物ですが、
 果樹と野菜では、日本で一番多くの品種を作っています。
 
 ただ、そうしたいい素材が、なかなか、おいしい料理になっていないのが、
 課題です。
 届いたニームのサンプルは、早速、「みどりのネット」の仲間の、エコ・ファーマー
 増田さんのところにもっていき、その効果を確認してもらうことにしました。
 そして、増田さんに、畑と田んぼに連れて行ってもらいました。
 その用水路は、とても細いのですが、流れている水は、湧き水で、
 初夏になると、蛍が群舞しているとのこと。
 増田さんの作る野菜は有機栽培の完全無農薬で、東京・横浜で直売されるほかは、
 今、周辺の高級ホテルにのみ出されていますが、
 果樹でも、このニームをつかうことで、完全無農薬が可能か、試されます。
 増田さんいわく、有機農法で農業をやるにしても、
 それぞれの土壌に、ふさわしい作物で、しかも、その作物の中でも、
 どの品種が一番向いているか、それを確認しながら、
 消費者がもっともおいしいと歓迎してくれるものを、作っていると。
 どの土地で、何を作るかは、口の肥えた消費者が、決めるのだ と。
 農業は、本当に奥深い世界です。
 私の故郷には、農業関係で、すごいプロが、ごろごろしています。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。