こんにちは。 お知らせです。
今日10日は、私は87歳の親父に付き合って、庄内に旅行に行くことになっています。
あの、映画「送りびと」の舞台です。
地元の旅行社が企画したツアーに、付き合うものです。
その旅行は4月のはじめから決まっていたのですが、
一昨日、インディアンフルート奏者の真砂さんから、
今、長野にいる、と電話がありました。
なんでも、10日に、コンサートがあるというのです。
真砂さん http://www.awa-muse.com/about/profile.html
なんとも、残念。
もう少し、早く知っていれば、この中野にまで、来てもらって、
どこかで、演奏してもらう機会を、何とか 作って、 中野の皆さんに、
彼のフルートを、聴いてもらえたのに。
彼の音楽は、<古代出雲> の ヒビキ そのものです。
極力、個人の「エゴ」を消し去って、遍在するイノチの光に、周波数を合わせます。
自然界にあふれる、静かで清明な息吹のみを、メロディーにして醸し出します。
それゆえに、真砂さんの音楽は、長野善光寺よりも、
中野のほうが、よほど相応しい。
今の善光寺は、7~8世紀に、蘇我氏や天武系皇族を排斥後、
平安期に、国家の枠組みとともに、仏教信仰の拠点として発展したところです。
真砂さんの音楽は、人間の心のなかに「権力」によって築かれた「覆い」を
本人には、無自覚のうちに、溶かして消していきます。
そして、そのメロディーが流れる空間に、肉体のみならず、心まで、
全部投げ出して、預けていると、
「本来、地球には、天の恵みとやさしさ =慈愛 があふれている。
ただ、私たちが、それを実感できなくなっているだけ。」
と、再認識させてくれます。
中野で、コンサートをするのなら、
赤岩の谷厳寺や、東山の霊閑寺、太清寺、如法寺、
あるいは、高梨館のほうが、似合います。
私は、いけなくて、まことに残念ですが、
このブログを見ている、中野、および、その近辺の皆さん、
是非、真砂ワールドを、お楽しみください。
「舞踏」のパフォーマンスもあるようです。
今夜 19:00です。
5/10(日) 真砂秀朗ネイティブフルート コンサート「観音」~白の領域へのオマージュ~
長野 善光寺 西之門よしのや 酒蔵2Fホール 19:00開演
真砂秀朗(fl.)遠藤晶美(g.syn.)ゲスト/リチャード・ハート(舞踏)
お申込先/イシカワ地域文化企画室 026-269-6161
長野「西之門」で、真砂英朗さんのコンサート。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。