民主党の菅政権樹立で、戦後の自民党時代の政治意識が、消失していきます。
「宇宙人」鳩山由紀夫は、最後は小沢一郎との抱き合い心中を選びました。
古い自民党政治からの完全脱却を、表面上は達成したことになります。
これで、ますます、旧来の自民党時代の政治はできなくなります。
自民党政治とは、戦後のアメリカ覇権の中での、国家予算の再分配でした。
政策は官僚が考え、政治家が利権を確保し、自分の選挙区にカネを落とす政治です。
これらは私がもっとも嫌いな構図であり、それが崩れるので、ほんの少し、うれしい。
自民党時代、自分の地元の政治家の選挙を 国民が支援するときには、
すべて、自分に対する直接的な金銭の見返りがあったからでした。
選挙に対し、積極的に動く人間に、こういう未来を作りたい、と真剣に考え、
その実現のために、無償で行動する人は、ほとんどいませんでした。
今の民主党の支持基盤は、連合を初めとする組合です。
ここにも、当然、限界があります。 これも戦後の古い枠組みの組織です。
でも、今は、自民時代の悪弊を改めるために、まずは、どんどん、事実を、
明らかにしてもらいたい。国民に、この国のこれまでの仕組みを公開してほしい。
特に、医療やエネルギーの採用基準 や 防衛の指揮系統には、まだまだ、闇がある。
そして、国民に、自分の生きる現場を、どういう未来にしたらいいか、を
どんどん考えさせ、そのために、自分達で、資金や労力を出し合って、
実際に行動に乗り出す仕組みを、この3年間に、作ってもらいたい。
私は、そのためなら、応援します。
具体的に、タイムスケジュールを考えますと、
来年以降、財政破綻に備えて、消費税の10%は、もう早期に成立するのを
覚悟しておいたほうがいいでしょう。
また、なにより法人税を下げないことには、本当に、日本企業は、日本にはいられなく
なります。雇用重視の連合は、これを、飲むしかないでしょう。
逆に、日本に海外企業を誘致するためにも、地域によっては、
法人税の免税措置を言いだす自治体も、出てくるでしょう。
一方で、10%の消費税は負担できない、あるいは、もったいない、として、
物々交換のような形のネットワークも、各地で生まれるでしょう。
そして、日本の各地で、国民が自発的に、真剣に自分の未来を、自分で考え、
どうしたらいいか、その政策を、財源まで含めて積極的に意見交換しあう政治風土が
生まれます。
人口10万人以内で、自律・自立できる地域をどんどん成立させることが、
一つの目標になります。
民主党は、小沢一郎が、党を割らない限り、後3年は政権を担当します。
小沢チルドレンも、いつまでも、小沢のイエスマンではいないでしょうから、
菅政権は、案外長く続くのではないか、と考えます。
そうなると、次の政変は、2013年の夏。 衆参のダブル選挙になります。
この年は、 伊勢神宮の御遷宮です。
その半年前の、2012年の冬至に、「暗黒の3日間」があります。
強い電磁波やニュートリノが、地球を襲うのでしょう。
電子機器が使えなくなり、場合によっては、ハードディスクも全てだめになる。
その点、麻は、有害電磁波から、体を守ります。麻は6000年前から
日本で使われていました。麻の布を用意しておいたほうがいいですね。
その前の、2012年の夏、ハワイ島で、祈りと、地球生命復活への「誓い」の儀式がある。
あと3年。2013年の御遷宮までのスケジュールを考えよう。
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この記事を書いた人
新井信介
1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。