人間社会の、その時々の権威・常識。
これは、暴力や騙しによって、勝者になったものが、つくりだしてきました。
歴史的に、最大の騙しは、「処女懐胎」・「死後の復活」・「三位一体」とされるイエス像でしょう。
そして、 新旧聖書がヒエロニムスによって、ラテン語に翻訳され、「ウルガタ」が出来上がると、
神について、
ここに書かれていないものは、信じてはならない。
ここにか書かれているものだけが正しい。
ここに書いてあるものを、 「三位一体」の神イエス・キリストの 代理人である法王が解説し、
それ以外は、異端「ペイガン」である。
この信者が増えて、ローマ法王が、ヨーロッパでの王権(暴力での勝者)を、認証した。
この教えに、すこしでも違うものは、火あぶりにしていい。
異端には悪魔がついている。 悪魔は、焼くことで清められる。 魔女狩り。
文字で書かれたものは、時間や場所を越えて一人歩きする。
書いた人間の意図(作為・真の目的)が見えなくなり、それが、真実だったのかどうかも、わからなくなる。
真実と 文字記載は、違う。 つねに、検証が必要です。
三次元の地上世界で、真実を動かす力を見抜き、自分自身が真実の中にいるのか、
それとも、だれかが言葉で作り出した、言語空間のなかにいるのか、きちんと、違いを考えながら、
自分が、次の真実をつくる。
ここで、初めから、虚偽をする人間や、そのときの権威・常識を盲目的に信じる人間では、
当然、人類を動かす、過去からの本当の力(真実の流れ)は、つかめなくなる。
神(宇宙の摂理)は、何なのか?
これは、個々人が実際にこの世に生きて、出会い、体験した事実を出しあって確認し、共通の理解をつくりあげていくもの。
この謙虚で、個人個人を大切にするな方法論を、とり続けていた教えが、ミトラス教です。 今ではイランにもっとも強く残り、新異教主義と呼ばれます。
われわれが理解する「神(文字で書かれた摂理)」は、どうしても、一部や一面でしかない。
われわれの理解や知見の深まりにそって、理解するその「神(の姿・権能)」も、変わっていく。
こうした、神の理解ができない人間。
いや、そうした理解を、いかにさせないでおくか?
過去にできた神の形、常識を語る権威に、いかに、すがらせておくか、これが、人間世界の「支配の要諦」でした。
そのうえ、さらに、すすんで、
新しい悪い「事実」を作り出して、 自分の言説を、正当化させます。
やらせ。虚偽。偽旗。
日本は今、 放射能がダダ漏れという事実がありながら、「権威」は、ないことにして、それで、「常識」をつくる。
さらに、日本人が世界中で、ISISを名のるものによるテロに襲われる事態になり、そして、どこでも、「作られた事件」がおきていく。
73億人がいる地球。
権力者は、権力自体の延命のために、わざと事件をつくりあげていく。
巻き込まれないように。 騙されないように。 日本では、進んで、騙されたい人が多いようですが。