2023年新年あけましておめでとうございます。次元がまた進みました。人類世界は真の「和」を求めている。

みなさん、おめでとさん。

我が家には、いま、テレビがないので、昨夜、大晦日のレコード大賞も紅白も実況ではみませんでした。

私の家の二階から窓のカーテンを大きく開けて、シリウスからオリオン、プレアデス、そして上弦の月を

布団に入ったまま、下方から見上げていました。

きれいだった。そして、そこにはきっと、何かの意味のある響きが出ていて、それはきわめて重要なメッセージが込められているんだろうなと思いながら、その天空をじっと味わうように見つめていました。

大体午後9時から11時くらい。ちょうど、紅白が佳境になったころかな。

あまりに気持ちがいいので、私は、そのまま眠ってしまいました。

だから、紅白で、安全地帯の復活も知らなければ、ミーシャの歌声も聞かなかった。

さらに、その前のレコード大賞で、 SEKAINO OWARI が受賞したことも、知らず、

全ては、新年になってから知りました。

昨年は、私にとっても、いろいろあった一年で、特に、後半を、ずっと振り返っていました。

年末に、YOUTUBEの番組「1930」で、日本の近代史研究家の保坂さんが出ている回があり、その番組で語られた意味を、じっと感じとっていました。

そこでは、保阪さんが半藤一利さんとともに、当時の今上陛下(現上皇)に「雑談がしたい」と

宮中に呼び出されたこと、そして、そのことの意味とそこで話された内容が言及されていました。

そこで、重大なことに気づきました。

そのことを反芻しながら、眠っていたのです。

その時の番組が以下です。

『先帝はなぜ戦争を止められなかった”/平成の天皇との知られざる御所懇談』【12月26日(月)#報道1930】

https://www.youtube.com/watch?v=bFZQ9ql27yA

 

新年になって、朝、目が覚めても、布団から出れず、

自分が眠りながら感じたこととその意味を、何人かの友人に電話してしまいました。

もちろん、大陸では、ゼロコロナをいきなり解除し、感染者が大爆発し、中国国内では

実質的に「医療崩壊」が進行する中、海外への渡航の自由化とは、彼ら(中国政府指導部)は、

いったい何を考えているのか?  もしや、自滅自爆の道を自ら選んだ(選ばされた)?

こうした中国の動きを受け止める各国。

岸田政権は、入国者に陰性を求めながらも、春節前に、中国人に門戸を開いています。いったいどんな中国人がこの状態の中で、日本国に入るというのか?

中國は今、世界第二の経済大国。しかし、個々人は国内にあって、その財産を保全できるのか? 政治的にその身柄は守られるのか?

一方、岸田政権は、防衛費をGDP2%まで引き上げ、そのための増税を国民に求める。

それが、「大転換だ」といって、胸を張っています。買う武器は、もちろん、アメリカ製であり、それが40年前のトマホークのようなものでも、彼らからの言い値で、ですね。

一体何が進んでいるのか? この先に何が待っているのか?

始った令和5年。 日本国の人口は急激に減っていくだけなのか? 国力や幸福感は減るばかりなのか?

ともかく、平成時代については、「戦争がなくてよかったかった」と上皇は心から喜び、涙を流していましたが、それが令和4年には、あえて危機を引き起こそうする人間が、日本の政界・言論界で、プレゼンスを大きくしていました。

そうした動き(気運・メディア上での空気)が、一気に変わったのが、昨年の7月8日 でしたね。

私は、2015年の元旦の、当時の天皇陛下の「特別談話」(満州事変からの・・・)と

その年の歌会始で読まれた御製(稲の根本に鎌をあてがう)を改めて感じていました。

さらに、2013年の主権回復式典で、当時の安倍政権が天皇(現・上皇)に発言の機会を与えないまま、その式典を企画し、さらに、その式典の終わりに喜んで万歳三唱をした自民党の国会議員たちに、陛下がどんな視線を投げつけたか、私には、とても忘れられなかったからです。

そして、今は、世界中の通貨をシステムそのものから変える「グレートリセット」が迫っているのです。

1944年7月のブレトンウッズ会議のあと、世界経済は米ドル主軸であり、その中で、日本国天皇とは(ヒロヒトとは)どんな位置づけだったのか?

昭和から平成に代わっても、その存在の持つ機能は、基本的には変わらなかったはずです。

「グレートリセット」を前に、アメリカの戦争屋が暴れている。そこにいいように使われながら、阿漕に財産を築いていたのが、戦後、列島内にはびこった満州亡霊。

これを止めるには、何が必要だったか?

昨年は、時代が大きく動きました。

9月に英国のエリザベス女王が逝去、10月に習近平の三期目が決まった後、11月30日は江沢民の死。そして、大晦日には、ローマ教皇のベネディクト16世が鬼籍に入りました。

それに対し、上皇陛下は、いまだ健在です。退位の時、「戦争がなくてよかった」と言って流された涙は、ホンモノです。

戦争中、まだ幼かったころに那須に疎開していた時のことを読まれた歌もありましたね。

平成29年 御製 お題「野」

邯鄲(かんたん)の 鳴く音聞かむと那須の野に 集いし夜を 懐かしみ思ふ

(注:邯鄲は、虫の名前であると同時に、中国大陸を統一した「政」(エイセイ)=のちの始皇帝が、幼少時、保護されていた河南省の地の名。さらに、現在の上皇は、戦時中の幼少時、那須御用邸に疎開されていました。)

以下からの引用です。

[平成最後の日]御製で振り返る平成の三十年(平成三十一年四月三十日) | 日本会議沖縄県本部 (npkg-oki.com)

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。