日本会議の星、デンデンお気に入りの稲田大臣が辞意表明したのが、7月27日。
どうも、このころ、「朝ナマ」司会者、田原総一郎の書簡がデンデンの手に渡っており、翌日、昼に、官邸に呼び出された。
そこで、田原氏曰く、「政治生命をかけた冒険」で、「日本では、安倍晋三にしかできないこと」を提言した。
これに、デンデンは前向きに答えたので、「そのうち、みなさんにもわかる」と。
で、その夜のことでしたね。
北の金正恩が、深夜にICBMを打ち上げ、官邸に、菅さんが駆け足で入ってきた。
翌日は、これまでに無い早さで、日本のメディアは、打ち上げ映像を流し始めた。
アメリカも完全に北のミサイルの射程圏内に入った、と海上自衛隊のOBがいうだけでなく、アメリカ側もそう言い出した。
「北朝鮮をこのままにして置いては、ダメじゃないか」
これが、日本国内のみならず、アメリカ国内むけにも、トランプが呼びかけて、ちゃんと北問題を解決しよう、となった。
で、とりあえずは、4月の米中首脳会談以来の中国が、この問題解決する(表の政治的)メインプレーヤーなので、「中国、おまえなんとかせよ」とか、「中国は、全然、動いてくれない」とのツィートが続いた。
北の裏側に、日本(満州亡霊)も、イスラエルも、アメリカ(CIA)も、中国(瀋陽軍区)もいることを十分に知った上でのことだ。
で、田原は翌日もテレビにでて、今回の安倍・田原の内容を訊かれると、
・民進党も共産党も賛成をする。
・内政か外交か は言えない。
・北への電撃訪問なら、すでに、官僚たちが考えている。
で、考えます。 田原氏は、もう、安倍内閣は持たない、と十分に知った上で、
「政治的冒険」で、「安倍晋三にしかできないこと」を提言したと。
さて、デンデンにしかできないことは何でしょう。しかも、「日本では」とも言っていました。
今の世界情勢を視てのことでしょう。
最初に浮かんだのは、北朝鮮訪問ですが、これではないとすると・・・
①世界中から、戦争屋の撤去(満州亡霊の排除)の視点で言うと、
日本国内の日本会議を解体し、中国(習近平)と共同で、北朝鮮問題にあたり、6カ国会議を、主宰する。場所は、香港、台北、ブルネイか。
…田原氏は、もう憲法改正はとてもできないと、このとき発言しています。元々、田原氏は、安倍本人から昨年秋に(9月末か10月)に、「アメリカから、集団的自衛権が国会で通ったから、もう変える必要ないと言われている」と今年になって指摘していました。
②アベノミクスを、さらに、世界を対象に直接広げる。
日本国内では、ごく一部の人間の財布を潤わせましたが、全く効果が有りませんでした。これを拡大し、東アジアに平和構築と環境改善のための新たな基金をつくり、そこから、どんどん、日本製品、日本の技術を買って貰い、日本に来て貰う。北朝鮮や、極東ロシア、中央アジア、ASEAN、島嶼地域。
③領土的係争地域(尖閣、南シナ海、竹島、北方四島)の中立化を自ら先に宣言し、そこを関税フリーで金融と貿易の自由区にする。その管理機能(警察・裁判・環境対策)は沖縄におき、米軍は徐々に兵員を減らす。
これと合わせて、日米安保の解消期限を宣言する。
④「アンダーコントロール」がウソであったことを、正式に認める。
同時に、日本の原発政策を改める。
これは、2020オリンピックの見直し、返上にも繋がる。
どれも、これまで、北を悪魔の国とし、中国のプレゼンスを削る、といったこれまでに大方針から、全部、外れたり、逆方向にすすむものです。
あと、目先の事ですが、安倍晋三にしかできないことは、もう、一つあります。こっちは、安倍晋三政権の延命には成りますが、 世界全体で視たら、どうなのか? それが
愛媛の加計学園の中止 です。
まあ、こんな話題を提供する事になったのですから、安倍の政策自体が、自分にとっても命取りだったのです。
これまでの4年半は、一体何だったのか、ということですね。4年前と大きく違うのは、
対外的には、 ISISを創り出した、新自由主義グローバリズムに巣食っていた戦争屋(猟奇的エリート)が退治され、宗教については2年前から「和解(法王フランシスコ)」が始まっていること。
対内的には、 この5月後半から、日本の政治で「安倍一強」が剥がれ墜ちるように終わって、日本の検察が、ヒラメから脱して、まともに動き出している(私はそう信じたいが・・・)こと。
そして、最後に、
もし、デンデンが、日本国憲法を変えるという、これまでの姿勢ではなく、
「これこそが、今の人類の宝である。だから、各国も見習え」といいだしたら、コシ抜かすほど驚き、それこそ政治生命がどうなるか、日本国内はしっちゃかめっちゃかになり、民進・共産は大喜びだけど。
で、どうなるか?
まあ、田原氏いわく、もうまもなく分かるとのこと。
待ちましょう。それが、安倍本人にとって、自民党にとって、「起死回生」になるかどうか、楽しみです。