大分、空けました。中野市は今朝、マイナス12度。実は日本が一番、情報隠蔽が激しい。

 こんにちは。しばらく空けてしまいました。この間、私は万葉集と皇祖神アマテラスの関係を考えて(調べて)いました。天武が死んでから持統の時代に大活躍した宮廷歌人が柿本人麻呂です。この人物には秘密が多すぎます。あと、この時期に誕生した多くの「歌枕」も、日本史の真実を解く鍵になっています。

(その1) 

 さて、前回紹介したビデオ「THRIVE」についてです。昨年のアメリカでの反FRBデモはこのビデオが触発した面が大きかった。大体、これまで「陰謀論」と括られる内容を、きわめて冷静に、科学的に、しかも、実証的に解説したのです。日本でも、本来なら、ロードショーをすべき作品です。 ただし、残念なことに、あのビデオのネットによる日本語版の無料公開は、私が紹介したその日の昼には打ち切られてしまいました。 どうも、一定人数が見たら、有料レンタルに切り替わる仕組みだったようです。これでは、ダンウンロードした人間はほとんどいないでしょう。

 製作者のフォスターはP&Gの創業者の子孫で大富豪ですが、著作権管理をしっかりしていると見るのがいいのか、それとも、あの内容は、世界に、徐々に広がればいいと考えているのか?

 ネットの中では、その内容を類設計室の皆さんが概略を紹介しています。 

 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=260433   以下、一部を転載します。

「映画は四部構成で、第一章は「コードを解き明かす」。トーラスの存在を記した遺跡やミステリー・サークルの読み解き、そしてUFOの存在を米国政府が否定する理由と、化石燃料を必要としない「フリーエネルギー」の研究への妨害との深い関係が紹介されていく。

第二章は「金を追え」。なぜフリーエネルギーの研究が妨害され続けているのかの疑問から、化石燃料に依存することで莫大な利益を上げている石油会社を切り口に、米国社会を支配している巨大銀行とそれを所有して100年以上に渡って世界の金融を思いのままに牛耳ってきた巨大財閥による金の流れを迫っていく。

ロスチャイルド、ロックフェラー、カーネギー、J.P.モルガンなどの財閥が、銀行や証券会社だけでなく、エネルギー関連企業、医療、保険、マスメディア、通信、教育など市民生活の根幹を握るすべてを所有している現状が明かにされる。

私はこの章で、米国の日本銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)が上記の私立銀行群によって運営され、私企業である銀行群が必要に応じて紙幣を印刷して市場にバラまくことが出来るという仕組みを知って仰天した。  (中略)

第三章「世界支配計画を解き明かす」。ブッシュ政権や欧州の首相などが何度も提唱してきた「新世界秩序」とは何なのか。「世界平和と安全確保」を旗印に、貨幣を統一し、市民生活全般をコンピュータで管理し、マイクロチップを身体に埋め込んで、人類すべてを監視下に置くことをもくろむ財閥たちの果てない野望が解明される。

最後の第四章は一転して「クリエイティブな解決法」を紹介。大手銀行ではなく信用金庫を使う、現在唯一の自由な表現の場であるインターネットへの制限に反対しようなど多くの提案の他に、非暴力運動の意義や私たち一人一人が自分の行動に責任を持ち、自らの心の声に耳を傾け、世界を癒していく活動をしていこうと呼びかけている。   (中略)

ちなみにフォスターは、洗剤などで知られるP&Gという巨大メーカーの子孫として生まれ、恵まれた環境の中でエリート教育を受けた人だが、企業家になる道を捨て独自の道を選び、本作のために相続した資産の480万ドルを投じ10年間を掛けて製作をしたという。

上映は自主上映方式で、現在世界各地で小さな上映会が開かれている。DVDには日本語吹き替えオプションもあるので、日本で上映したい人が手を挙げてくれることを願ってやまない。また、ネット上で日本語吹き替え版を5ドルで観ることもできる。」

また、「煩悩君フルスロットル」では、以下のようにコメントしています。 http://aioi.blog6.fc2.com/

 「TRIVE」が述べる新世界での人間の基本特性は、相変わらすエゴを持ち続けており、今の世界の延長線上の「受取」を主目とした消費世界を述べているに過ぎない。日月神示やカバラが語る新世界とは半霊半物質の体とスピリチュアル的飛躍した世界であり、お金が介在しない「授与」を基本とした世界であって、その未来の社会形態は大きく異なるのです。

 さらに、ミステリーサークル(クロップサークル)がトーラス構造の二次元的表現であり、これは人類への覚醒を促す宇宙人からの関与と述べていますが、クロップサークル自体がプラズナーによる影の世界権力側の策動なので、社会のトーラス構造への転換とは、実は「世界政府」樹立のことではないかと睨んでいる。世界政府樹立には民衆の熱望が必要であり、今ある銀行、中央銀行は淘汰されねばならないのです。それを援用する「TRIVE」とは、その実、「トロイの木馬」ではないかと考える。

 また「TRIVE」は高度な工業技術社会が消費社会のバックボーンとなっていて、中央銀行からの搾取が無くなる事で人々が利子で食いつぶされずに循環的な永続的な社会へと変貌すると述べていますが、ここで問題なのは、イエローストーン、白頭山、富士山、エトナ火山…等の火山噴火、原子炉事故による放射能被害、太陽CMEによる電力網切断、ポールシフト…等の艱難が今後起きる点であり、果たして今後とも「高度な工業技術社会」を維持していけるのか? あまりに楽観的過ぎないか? という点で大きく疑問が残るのです。

「TRIVE」が述べるピラミッド階層を、一応、述べておくと(その底辺部分から挙げると)、

  1)庶民    2)政府    3)多国籍企業    4)大手銀行    5)各国中央銀行
  6)国際中央銀行(世界銀行、IMF)    7)中央銀行の中央銀行(BIS)

 このように中央銀行を使って庶民の富を吸い上げる構造をしていますが、最終的には「中央銀行の中央銀行」へ一元的にお金が集められる仕組みになっている。欧米列強が「中央銀行」がない北朝鮮、イラク、イラン、(少し前はアフガニスタン、リビアも含まれていた)を「ならずもの国家」と指弾する理由が判ろうというものです。また、
明治維新でいち早く日銀が設置(明治4年)されたのも、欧米列強の後しで開国し明治維新を迎えたのもこういったカラクリからなのです。

 このピラミッド階層の上にはまだまだ上があるのですが、その辺までを「THRIVE」が述べていないのはコアな陰謀論者には物足りない点ですが、一般ピープルが覚醒するには充分過ぎる内容です。そして、この先については、、、、

  8)金融街シティ        9)ロスチャイルド     10)スイス
  11)テンプル騎士団       12)欧州王侯貴族      13)バチカン(イエスズ会)

簡単に書くとこうなるのですが、ここから先は目に見えない世界からの通信で指示が行なわれている。それがバフォメット(ルシファー=スサノオ)を崇拝する悪魔崇拝の宗教だと云われているのですが、その見えない先の実態はこうです。

  14)神道・仏閣
  14)秦氏ネットワーク(皇統奉公衆)
  14)秘密結社「八咫烏」
  15)藤原摂関家
  16)天皇(藤原摂関家の王冠)

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上は、あくまでもブログ主の理解ですが。

(その2)

 今年に入り、ネットの世界では、どんどん暴露が始まっています。

 面白いのは、 UFO や 月、 さらに、 巨人遺跡 のことです。

 この分野で、未来に責任をもとうする人が知っておくべきこととして、もっとも多くのメモを残しているのは、四国の井口博士でしょう。  http://quasimoto.exblog.jp/

 いろいろありますが、 NASAが隠してきた月面遺跡に触れて中国よる暴露が、とても面白い。

 http://quasimoto.exblog.jp/17387155/

 今、こうした真実がどんどん出るのですが、日本では、マスメディアがまじめに冷静に取り合わない。それには理由があります。  それは、日本の天皇制度、そして、天皇家が権利をもつ莫大な金塊資金と世界経済が、きわめて強くリンクしているからです。 日本人の意識変化をもっとも恐れているのが、ここの人たちなのです。

 日本国は、戦後の実態は、アメリカ合衆国の特別行政自治区ですが、この国では敗戦後も、戦前の天皇がそのまま、何ら戦争の責任を取らないまま残ったことで、今でも、独立しているかのような印象を誰もが持っています。

 天皇家とは、表向きは万世一系で神武天皇から続いているという不比等が作った神話が、明治維新後、伊藤博文によって新制度を強固にするものとして再構築され、日本国民とは、この天皇の血を分けた人間だとする信念体系がうまれ、現代でもそれを消せないままの人間が多いのです。

 しかも、話をややこしくしているのは、その明治期に、東京と京都の二人の天皇が存在したこと以上に、明治にできた、制度上の天皇家よりも、より古い一族がこの国(というよりは、日本列島)に紀元前から存在し、彼らは18世紀から、すでに日本という領土(意識)を離れて、世界規模で、人類社会の経済運営の仕組み作りに深く関わってきたことです。

 その人たちが、昨年、「これまでの仕組みを変える」と決定し、イルミナティーを押さえだしているものの、できる限り、極端な破壊や悲劇がないようにしたい、と考えているのか、この日本から、新しい仕組みの雛形が生まれることを期待しているらしいのです。

 それは、これまでの資本の論理ではないものです。 

   生存 生活 そして 豊かさ。 

 一部の少数者の豊かさのために、多くの人間の生存が脅かされる形は、まだまだ、知的レベルが低く、原始的なものなのです。

(その3) 

 私は3月には、10日に京都、そして、17日には東京で講演会があります。このあと淡路島に行くことになりました。日本書紀ではイザナギ・イザナミによる「国生み」の場所ですね。 

 そして、3月23日(金)は、久しぶりに熊本で講演会をします。ユニバーサルネット24の福島さんの手配です。その翌日は、鹿児島に向います。今回、大隅正八幡や山宮神社を見て、そのあと、日向の都農神社に行きます。

 『天孫降臨』の実態をはっきりさせることが目的です。 これまで、宇佐や幣立神宮、高千穂(秋元)はいっていますが、大隅については未調査でした。 特に、大仏造像で絶大な権力をもった藤原仲麻呂が失脚し、弓削道鏡の即位が取り沙汰され、それに反対した和気清麻呂が、称徳女帝から、なぜ、大隅に流されたのか? さらに、その和気清麻呂が、桓武に対し、なぜ、山代国で都を作れと建策したのか、これらの理由を明確にします。

 私が、この春に、なんとしても鹿児島に行きたくなったのは、「海獣葡萄鏡」の存在が切っ掛けです。これは高松塚古墳にあったことで有名ですが、これが、志布志湾の山宮神社にもあるのです。これは、実は、698年の中国製であり、704年に大量に日本に持ち込まれています。大宝律令ができ、持統の死の直前に派遣された粟田真人は武則天に会い、「日本国」はこのとき正式に認められたのですが、この帰りに持ち帰ったと考えられています。  この意味をはっきりさせることで、 伊勢神宮に祭られているとされる、八咫鏡(ヤタノカガミ)についても、それが、一体、いつ、誰の手によって、できたのか?(あるいは、持ち込まれたのか?)。 これについても、はっきりする、と考えています。

 『はっきりしないことは、 変えられない』   これは、人間社会の 絶対の真実です。

 それにしても、今週末は寒かった。特に今朝は寒く、中野市はマイナス12度まで下がりました。私は自室ではコタツ以外に暖房を使わないのですが、室内でも、流し場の水が氷っていました。

 その中野で、今度の水曜日22日、長野銀行中野支店で、「北信地域の可能性」と題し、講演をします。時間  は午後5時から。 日本では、工業化が終わった今、歴史軸を持った『故郷』が本当に重要に成っています。この地域は柳沢遺跡に見られるように、BC2世紀に日本列島に最初に王権ができたところです。縄文から弥生へ。そして、音(銅鐸)か、漢字(銅鏡)か、の対立。 その対立を昇華したものが、声に出す歌(和歌)の世界でした。 この土地からは、中山晋平、高野達之、久石譲が出ているのも偶然ではありません。

 

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。