11月28日、京都で、歴史と時事の勉強会です。

今、<覇権移動>と、世界権力そのものの<構造変容>が進んでいます。
 2009年9月から、2013年7月まで、 この時間の中で、
 私たち一人ひとりが、 どんな、役割を演じることになるのでしょう。
 その中でも、私たち日本人は、遺伝子の中に隠されたすばらしい記憶が
 これから、どんどん発現し、 現実を作り出していきます。
 (それが、発現しない人は、 疼きのみで、苦しむことになりましょう)
 これまでの、国家を主体とした、文明史的グレートゲームが、今、
 最終段階で、 最高潮です。
アメリカの一極覇権が壊れ、中国に覇権が移るとする見方もありますが、
それは、人類社会の発展を、経済と軍事の関わりだけから観た、皮相なものです。
未来を、どのように創り出すか、 ここに、解答を持っているものが、
新しい時代の主役になります。 
それは、
  <個人の損得という、前頭葉の興奮> の 次元 を超えて、
  <個体を超えた生命実感を引き起こす、遺伝子覚醒>という次元で、 
  まったく違う感動が個々人を震わせ、《現実創造》を誘発していきます。
  その核は、縄文時代からの感性を引き継ぐ、私たちが担います。
私たち日本人は、 自分自身のことを、知らな過ぎます。
明治維新からのグレートゲームと、日本と中国の皇室に関わる秘史も
踏まえ、 この4年間を、主体的に生きる指針にしていただければ、幸いです。
以下、 いつもの、遊子庵です。
時間が、 午後2時からです。 お間違いのなきよう。
・・・・・・・・・以下、転載します。 ・・・・・・・・・・

11月28日(土)  2~5PM です。
会場は、京都の遊子庵 (御池室町上る)
会費: 2000円
終了後、 
交流会(会食) : 1500円
申し込みは、   
 京都歴史勉強会   mitakue@mac.com
 あるいは、  mitakueoyasin@ezweb.ne.jp
テーマ 「東アジア共同体」は、本当に 形成されるか?
   それが、日本の世紀の始まりとなるには、何が必要か?
 
中国と日本は、経済的な補完関係(利害の一致)をもち、環境問題では「一衣帯水」です。    
今、 アジアの大融合時代の始まりです。
今後は、経済往来、日常での流行の傾向など、どんどん交差し、人の交流が活発化します。 
中国には、巨大市場があり、経済的な発展の余地は大きいのですが、
中国主導では、アジア一体化の流れは、汚れきったままとなりましょう。 
一党独裁下での、人権や司法の未成熟、環境改善の遅れ、極端な不均衡、
報道の規制、 などなど。
戦後のアメリカ支配が薄まっていく日本ですが、 これからは、
どこからも歓迎される共通の未来像と、そのステップの提示が必要となりますが、
この隣の大国中国と どう付き合えばいいのでしょう。
まだ通貨のない日本の卑弥呼の時代に、すでに、中国では金銭万能でした。
そして、良いも悪いも、すべてある、ユーラシアの<漬物甕>。
中国の人たちが、進んで汗もカネも出したくなるような、神聖なものは、
どこにあるのでしょうか?
古代から近現代まで、「天皇と皇帝」に見る日中の文化比較を中心に、
それぞれの意識や性向の本質を明らかにして、 今後に生かしましょう。
PS: 鄧小平改革を支援した客家の大親分シンガポールのリークワンユーが
  「今、中国を押さえるために、「東アジア共同体」に、アメリカを加えよ」といっています。
  明治維新後の日本の大陸進出では、アラヒトカミの天皇の権威を、強引に半島や大陸に
  広めようとして、大失敗しました。 
   
  さて、今回は、どうするか?
  ヒントは、南海大学(周恩来が学んだ)の創設者、張伯苓にあります。 
 質問があれば、私に、メールをください。
 お答えします。 できれば、当日、会場に来てください。
    purplejade@kyoto21.net  新井。

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この記事を書いた人

新井信介

1957年長野県中野市生まれ。東京外国語大学(中国語専攻)から住友商事を経て独立。中国の改革開放に立ち会い、独立後は西欧世界にもネットワークを構築。地球史の視野で、国家・宗教・マネーの意味と構造を探り、個人の可能性(想像性・創造性)と、普遍的文化価値を探求している。そのために、『皆神塾』を主宰し、会員制の『瓊音(ヌナト)倶楽部』も立ち上げて、研鑽を深めています。